日別アーカイブ: 2011年12月22日

千葉県のがれき処理

東日本大震災のがれき処理が進んでいません。
東北のがれきを東北だけで処理することは不可能ということで全国あげて処理しようとしています。
私たちも一日も早くがれき処理が進むように全国に呼び掛けています。
12月20日に神奈川県知事が受け入れ方針を明らかにしたと報じられています。東京や静岡はすでに受け入れ方針を決めています。
では千葉県はどうなのかということです。
本県は、本県自体が被災県です。
震災がれきの処理が必要だったのは29団体、約14万5000トンにのぼりました。それが11月末段階でようやく10団体で処理が終わり、残るは19団体です。大変なご苦労の中で関係する方々が来年3月末処理目指して努めているところです。
東北のがれき処理について、千葉県は受け入れないのかというお声をいただきますが、この状況ではなかなか受け入れ余力がないのが現実です。
東北の被災県を軽視しているわけでは決してありませんが、まずは県内の処理を早期に進めたいと思っています。
どうぞご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
最後に一言。
地震に限らず、水害でも町の数か所に膨大な「がれき」が集められます。しかし、これは被災者にとってはかけがえのない宝物でもあります。このブログにおいても「がれき」という言葉を使ってしまいましたが、わかりやすさのための表現ですので、なにとぞご容赦ください。