Monthly Archives: 3月 2014

集団的自衛権の留意点

今朝の千葉日報に『集団的自衛権は限定行使』という記事があり、『集団的自衛権行使の地理的イメージ』が付けられていました。図では『日本の領域』は〇、『公海』は〇、『他国領海』は×、『他国領土』は×、とされています。
そして『首相が国会答弁で、他国の領土・領海・領空内での集団的自衛権行使は「認めない」と説明することで理解を得たい考え。』と書かれています。
ここでの留意点は、地理的制限は『集団的自衛権』でのことあり、「個別的自衛権に地理的制限はない」ということです。
わが国の領土・領海・領空の外から攻撃してくる国があった場合、自衛隊の行動範囲を領土・領海・領空に限った場合、はたして国民を守れるのかという問題に行き当たります。ミサイルや航空機性能を考えれば、それらが領海領空に入って、はじめて対処するということは現実的ではありません。自衛官の任務遂行には、こうした国民の理解は不可欠であると思います。

漂着油による被害

3月18日、神奈川県三浦市剣崎沖合の浦賀水道において、貨物船とコンテナが衝突し、貨物船が沈没しました。行方不明の船員が一日もはやく発見されることを祈る次第です。
この沈没事故で、富津市、南房総市、館山市の海岸線の一部に油の付着やオイルボール等が漂着し、漁業への被害、またドライブインなど観光地においても油の臭いなどの影響が出ています。沈没船からは燃料油の湧出が続いていますので、さらに被害が長期化、拡大化する恐れがあります。
そこで、現地を視察し、本日3月28日に千葉県の高橋副知事に緊急申し入れを行いました。
漂着油による漁業等被害支援についての要望書』の具体的な内容は、以下の通りです。
1、沈没船の引き揚げや沈没船からの燃料油の撤去等による被害拡大の防止。
2、油海上浮流・漂着に対するパトロールの継続と漂着物の早急な撤去。
3、漁業者、観光業者の被害に対する融資の円滑化。
4、保険給付までの生活支援を含めたつなぎ資金の貸与。

国民が信頼するに足る政治家とは

みんなの党・渡辺喜美代表が借り入れた8億円が、選挙資金だったのか生活資金だったのかが問題となっています。
このことで思い出したことがあります。誰から聞いたのか、あるいは読んだのかは忘れましたが、ライオン宰相・浜口雄幸の50回忌法要でのお嬢さんの挨拶です。
ピストルで撃たれた浜口雄幸は、何度も手術をし病状も一進一退だったと言います。
そのとき国会では、野党が総理の出席を求め、与党も浜口が国会に出席することを約束していました。
そこで浜口は、何としても国会に出なければならないと、お嬢さんに母親と医師の説得を頼んだのだそうです。
浜口は体力の衰えで靴を履くと歩くことができず、黒く染めた布を足に巻いて靴に見立てて支えられながら国会へ出たのだそうです。
その時の浜口の言葉は「国会で総理が出席すると言ったということは、国民と約束したこと。もし総理が国民との約束を破るようなことがあれば、国民は一体何を信じて生きていけばよいのか。」だったという挨拶でした。
浜口雄幸50回忌法要に参加した政治家は二人。鈴木善幸首相と渡辺美智雄蔵相です。
この浜口の話を喜美氏は父親から聞いたことがあったろうかと思った次第です。

ネットワーク政党の意義

私たちは「公明党はネットワーク政党です」という言い方をしています。
そう言いながら、言っている本人が真意を理解していないところがあるような気がしています。
まず、ネットワークには、全国的な議員のネットワークがあるという地理的ネットワークと、基礎自治体の市町村、広域自治体の都道府県、そして国のそれぞれに所属議員がいるという重層的ネットワークの二つがあります。
このうちの後者、すなわち重層的ネットワークにはちょっと注意が必要です。
地方議会においては、仮に住民が首長や議会が自分たちの意に反していると考えれば、解職や解散させることができます。
ところが、国会が意にそわない決定をしたからと言って、国民は国会を解散させることはできません。
住民は、首長を選挙で選ぶことはできますが、内閣総理大臣を選ぶことはできません。
極端に言えば、国会や総理大臣は、国民に直接責任を負わないのです。私たちが憲法を改正しない限りそういうことになっています。
だからこそ、ネットワーク政党の存在意義があるのです。地域からの声をより国会に反映させるという強い意志が『ネットワーク政党』という表現に込められているのです。

小金小学校の卒業式

今日は、小金小学校124名の卒業証書授与式でした。大変感動的な式に参加させていただきまして心から御礼申し上げます。
私の時は、昭和45年(1970年)、体育館はなく講堂は教室に転用されていたため校庭での卒業式でした。砂ぼこりの舞う中で、バッハのG線上のアリアが流れていたことを思い出します。
また、今日は東漸寺さんの山から鶯の初鳴きが聞こえました。
小金小の校歌に『学ぶわれらに幸あれと さえずる鳥の声たかし』とあるように、卒業生の皆さんのこれからの歩みに幸多からんことを祈ります。
(※ 写真のように、こんなところから初鳴きが聞こえてくるのです)