このところ広域連合が最も機能している関西がパッとしません。いよいよ奈良県が参加するなど大きな動きがありましたが、全国へのアピールは今一つです。
しかし、だからといって広域連合が失敗だったというのは早計です。
広域連合が力を発揮するのはまさに災害対策の分野であって、「平時」ではどうしても存在感が薄くなるのだと私は思っています。
今日の公明新聞のコラム『異常気象と防災』(関東学院大学教授 宮村忠氏)は2004年の足羽川の氾濫がテーマでした。
この福井市の水害で、私の記憶に強く残っているのは洪水後の大量のごみ処理です。
メイン通りに城壁のように積み上げられた水害ごみ(ごみと言っては本当に失礼ですが)を関西全域の廃棄物処理業者がボランティアで、(確か?)3日間ですべて処理してしまったのです。私は見事だと思いました。
いざというときに力を発揮する、広域連合はそれで良いのではないかと私は思っています。
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