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「肺炎球菌ワクチン」その後のその後

1月に『「肺炎球菌ワクチン」その後』というブログを書きました。さらにその後の話です。
私たちの要請を受け、千葉県健康福祉長から各市町村長へ、平成31年3月29日付の技術的助言「予防接種法施行令の一部を改正する政令の施行等について」が送付されました。
そこには『個別通知や再通知、広報等を行うとともに関係課が連携して接種率の向上に努められるよう』『周知啓発にあたっては(略)接種機会は1回のみであること、平成31年度から35年度の5年間に1年間のみ定期接種の対象となること等、制度や趣旨について理解が得られるよう留意願います』とされています。
お陰様で最近の動きとしましては、我孫子市で定期接種対象者全員に個別通知を実施する補正予算が組まれ、印西市や佐倉市でも再通知の動きが見えてきました。
今後も着実にワクチン先進県目指して、県下の各公明市町村議員とともに尽力してまいります。

ワクチン先進県へ、また一歩前進

「千葉県をワクチン先進県に!」という決意で、県内市町村議員と力を合わせ、強力にワクチン行政を推進してまいりました。
このほど柏市議会で、また前進が見られましたのでご紹介させていただきます。
3月1日の公明党・中島峻議員の質問に対し、高齢者肺炎球菌ワクチンについて以下のような答弁がなされました。
『本市では約50%と、国に比較すると高い接種率ではありますが、更なる接種率向上のために、平成31年度から、65歳以上で対象年齢以外であり、これまで公費で接種したことのない方に対して、任意接種の費用助成を開始することといたしました。任意接種の対象となる方につきましては、個別通知をし、接種を促してまいります。』
この個別通知をすること、接種費用の助成をすることは大きな前進です。
他の市町村にも拡大するようしっかりと取り組んでまいります。

「肺炎球菌ワクチン」その後

昨年8月6日の本ブログにおいて、「肺炎球菌ワクチンの行方」を掲載しました。
私は、その中で『65歳以上で、かつ未接種の人はどうなるのか。国の方針変更があるかもしれない』と書きました。
そうした折、本年1月11日に厚労省健康局健康課から各都道府県衛生主管部あてに事務連絡文書が届きました。
その内容を見ると、65歳で打ち切らずに引き続き『平成35年までの5年間、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳又は100歳について定期接種の対象とする』とされ、ホッとしたところです。
この事務連絡文書で注目すべきは、『周知を行うに当たっては(略)送付する方法で周知を行うこと。』とされていることです。
これは、まさにこれまでずっと主張し続きてきた送付による個別勧奨に他なりません。ようやく我が意を得たりと思た次第です。
あとは、この文書通りにきちんと県が実行してくれるか、心して見てまいりたいと思います。

「インフルエンザ注意報」発令!

昨日(1月9日)、千葉県は『インフルエンザ注意報』を発令しました。
県内215の定点医療機関の平均患者数が11.22人となり、今シーズン初めて、国の基準(10人)を超えてしまいました。
今朝の駅頭でのご挨拶、県政報告の中でもお話させていただきましたが、11.22人と言っても、県内全体を見渡した平均人数です。
松戸市にあっては、実は20.33人、基準の倍の人数です。どうぞくれぐれもご注意ください。
インフルエンザの予防は、小まめな手洗いと室内の加湿、そしてワクチン接種です。他の人にうつさないための『咳エチケット』という言葉も普通に使われるようになりました。
インフルエンザが疑われる場合は、早めに医療機関への受診(電話)されるよう県も呼び掛けています。
どうぞ休養や栄養を取るなど体調管理をよろしくお願いいたします。

風疹ワクチン接種へ緊急要望

昨日、『風疹ワクチン接種に関する緊急要望書』を森田知事あてに提出しました。
緊急でしたので、横山健康福祉部長に申入れをいたしました。
2013年以来、5年ぶりの大流行の兆しがあります。このまま終息してくれることを祈るばかりです。
5年前は、国も本腰を入れて対応しましたので、千葉県も1億3000万円の補正予算を組み、市町村と連携してワクチン接種費用の助成を行えました。
本来なら最も流行している千葉県が、県自身の裁量でこういう予算を付けられなければならないのです。
ところが、わが国の地方自治はそういう段階に至っておりません。
何ごとも国頼みというところが残念でなりません。県民の安全安心に与党サイドからも働きかけてまいります。