月別アーカイブ: 2月 2016

ダフネ計画、その後は?

ググールで「ダフネ計画 地震」と検索しても有意義なウェブページにたどり着けません。
同計画は、2004年のスマトラ島沖地震をきっかけに巨大地震の観測の必要性の高まりから提案されたものです。
同地震の様な巨大地震は周辺の観測網では捉えきれません。そこで、日本から3000キロ以上離れた場所に観測網を構築しようという計画だそうです。
問題は、これを税金による他国の観測網整備と捉えてしまうか、日本にとっても他国にとっても有益な「一石二鳥」の計画と受け止めるかで。
東北地方太平洋沖地震の際にも「ダフネ計画」という言葉を聴くことはありませんでしたので、おそらく計画は立ち消えになったのでしょう。もしかしたら、他国の理解が得られなかったのかもしれません。
しかし、このところ地球規模でM9の地震が続いていることを考えれば、私には再度ダフネ計画を推進する必要があると思えてなりません。
(※ 参考 「生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか」最相葉月著【ポプラ社】)

1月の県内議員の記事

1月記事2016年1月は、千葉県本部所属議員の記事をかなり公明新聞に掲載していただきました。
元旦の松戸市内の学習支援教室を取り上げていただいた記事を皮切りに、5日・四街道市新春街頭、6日・松戸市議団、7日・青年局、8日・県議会一般質問と続き、13日・富津市、15日・流山市、16日・一期議員研修会、20日・長柄町、21日柏市議団、22日・千葉市、24日・流山市、25日・県議団、26日・松戸市、27日・八千代市、山武市、30日・千葉市。これに1月18日に開催した千葉県本部「新春の集い」の記事を合わせると実に18本でした。
もちろん、記事として掲載してもらうことが目的ではありません。頑張った結果として、この1年の間で県内すべての市町村の実績が取り上げられれば・・・と思います。
本年も党勢拡大に邁進してまいります。何卒よろしくお願いいたします。

千葉県の地層が国立科学博に

世界の地震図 (1)千葉県議会ジオパーク構想推進議員連盟(不肖私が会長なのです)として、国立科学博物館に展示された『地磁気逆転層』を視察しました。
磁気の南北が逆転(N極とS極が入れ替わる)することは何度も繰り返されてきましたが、最後の逆転があったのは約77万年前でした。
その地層を明瞭に見ることのできるのが市原市田淵にあります。その田淵ではぎ取られた地層が科学博物館にあるのです。およそ77万年前のカラブリアン期とまだ名前のついていない更新世中部中期との境目の地層です。
本年夏以降に国際地質科学連合が最も明瞭な地層を世界で一か所選び名前を付けることになります。
もしかすると『チバニアン(千葉期)』という名前が世界で使われることになるかもしれません。皆さんと力を合わせて何とか勝ち取りたいものです。
(※ 写真はミュージアムショップで購入した世界の震源分布のクリアファイルです。太平洋は震源に囲まれた海だとわかります)