口永良部島の噴火が大きなニュースになっています。
避難場所が限られる離島は本当に要注意です。もっとも火山のある山岳地帯は、箱根ですら避難しにくい地形ではあります。
さて、M9という巨大地震後は例外なく火山が噴火し、しかも、ほとんどのケースで複数の火山で噴火が起こっています。
日本には火山帯が二つあって、昨年9月に大きな噴火被害を出した御嶽山は東日本火山帯、口永良部島は西日本火山帯です。つまり、二つの系統の火山フロントで活動が活発化していることになります。
現代は観測装置も発達しているので安全という見方がありますが、いくら精度の高い観測値があったとしても、噴火の切迫性を比較する過去のデータがありません。また、噴火の態様が毎回同じというものでもありません。つまり、気象庁の発表する噴火警戒レベルも決して鵜呑みにできないのです。
千葉に火山はありませんが、火山国に住む以上は常に関心を持って減災に知恵を絞らねばと思います。
Deprecated: Function get_magic_quotes_gpc() is deprecated in /home/na-tive/www/lab_fujii/wp-includes/formatting.php on line 4358