10月30日、公明党千葉県議団は君津市川谷の産業廃棄物不法投棄現場を視察しました。
ことの顛末は、環境基準を超えたテトラクロロエチレンやジクロロメタンなどの有害物質が確認されたところから始まります。
千葉県は、平成26年3月24日付で、行為者に対して6月30日を期限とする除去命令を出しました。
ところが、行為者は一向に適正処理をいたしませんでしたので、県が行為者に代わって9月30日から除去を開始しました。
すると今度は、行為者が逆に県に対して訴訟を起こたのです。
現在係争中ですが、有害物質の除去は行わねばならず、1億円近い補正予算を組んだのでした。
千葉県は、高い山がなく県下の隅々まで比較的道路環境が良いために不法投棄されやすい県なのです。
2020年の東京オリンピック関連工事により首都圏に建設が集中すると、また不法投棄の懸念が広がります。
しっかりとした監視体制が可能となるよう微力を尽くしてまいります。
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