「地方行政」12月5日号に『地方財政計画の役割』という記事がありました。実は、これには伏線があります。
1か月ほど前、地方財政計画を巡って財務省が総務省に「歳入の見込みが甘い」と苦言を呈したのが発端です。
しかし、この問題の最大の問題点は、当事者である地方自治体がまったく議論に参加できていないことなのです。
地方財政計画に大きな影響を受ける自治体の頭ごなしに、計画策定に関わっている両省がやりあっているという構図です。
しかし、決定権もなく、何を言われても対応する術もない各自治体にとって、「歳入見込みが甘い」と批判されても困惑するだけというのが本音かと思います。
言うまでもなく「権限なきところに責任なし」が大原則なのですから。
Deprecated: Function get_magic_quotes_gpc() is deprecated in /home/na-tive/www/lab_fujii/wp-includes/formatting.php on line 4358