月別アーカイブ: 12月 2014

政治家の発言、その後-スコットランド独立問題

例年この時期になると『今年の10大ニュース』という特集が、マスコミに取り上げられます。
今朝の千葉日報の国内・国際それぞれの10大ニュースのなかで、地方議員の私としては、国際の10位『英国北部スコットランドで住民投票、独立は否決』は目を離せないニュースです。
その理由は、住民投票の直前にキャメロン首相が、スコットランドに自治権拡大を認めるから独立に反対してほしいといった内容の発言をしているからです。
キャメロン首相が、この約束を守ったとするとスコットランド以外の地域はどう思うでしょうか。
スコットランドに認める権限は我々にも認めるべきと主張するでしょう。もし、認めないなら、それらの地域も住民投票を行えばいいからです。
逆に、キャメロン首相が約束を守らないとなると、それこそ各地で独立の住民投票が起こりかねません。
政治家の発言の重さを痛感すると同時に、英国の地方自治の今後にはやはり目を離せません。

避けたい無投票当選

今朝の毎日新聞1面トップ記事は『市町村議選 無投票2.8倍』という見出しでした。地方議員の担い手不足という切り口で、私の実感とも当てはまります。
かく言う千葉県議会も前々回の平成19年のときは、1区4市1郡で無投票当選となり、実は私の住む松戸市も該当しました。
それが平成23年の統一地方選では、およそ20の選挙区で無投票となり、毎日新聞の指摘にある2.8倍という数字は非常にリアリティ-があります。
やはり議員間で競争のない無投票では政治家は育たないし、地域の問題も議論不足になる傾向は否めません。
したがって、私は議員定数や選挙区数を減らしても無投票を避ける改革が必要だと思います。
私たちは年頭に、千葉県議会の定数を95から81に減らす改革案を他党に先駆けて打ち出しました。
結果的には実現しませんでしたが、もちろん今でも私たちの案が最良のものと自負しています。

厳しい厳しいダイヤ改正

犬吠埼2015年3月のダイヤ改正がJR東日本から発表されました。
ある程度予測されていたとは言え、やはりショッキングな内容でした。
館山方面への特急『さざなみ』は本数が減った上に君津までの運転となります。
この夏、南房総を旅した友人から千葉の特急がいかに使いづらいかを聞いていただけに、内心忸怩たるものがあります。
東京・佐原間を結ぶ『あやめ』にいたっては全2往復とも運転取り止めです。
銚子への『しおさい』も、安房鴨川への『わかしお』も本数減少となります。
アクアラインや高速道路網の整備は、鉄道やフェリーに大きな影響を及ぼします。
全ての面で便利さを向上させるのは不可能なのかもしれません。
鉄道網、バス網含め、高齢社会の交通体系を一から考え直す時期のように思います。
(写真は犬吠埼です)
※武蔵野線は朝の時間帯が若干増発され、混雑緩和が期待されます。

60キロ制限の生活道路

牧の原団地裏牧の原団地裏から松飛台小学校入口への道路が、速度制限60キロだというとほとんどの人が驚きます。
はるかに広い松飛台商店街の道路が50キロ制限なのですから驚くのは当たり前です。
地域の方からは危険だという声をいただいており、当局に速度規制を申し入れておりました。
それがこのほど内定して、ようやく30キロ制限の道になります。
事故が起こってからでは遅いので、来春の新入生学前までに実施していただきたいと思っています。