月別アーカイブ: 2月 2014

雪による停電

2月14日15時18分、勝浦市が停電となりました。
この日は、その後、いすみ市、大多喜町、御宿町、市原市、木更津市、袖ヶ浦市、君津市、長南町、睦沢町、富津市と拡大し、最後は市原市姉崎が23時43分に停電しました。
翌15日は、東電の関係職員の頑張りで、富津市の相川、塩沢、竹岡、梨沢を除いて、すべて復旧しましたが、それ以上に新たな地域で停電となりました。
それはまさに東電管内全域で、本県も千葉市若葉区はじめ、北は習志野市から南は館山市、東は銚子市まで29市5町に及びました。
17日になって大網白里、鴨、富津、香取の4市になり、18日には勝浦市、御宿町で停電があったものの氷雪が原因のものではなくなりました。
災害というのはいつどこで起こるかわかりません。気を引き締めて対処して参りたいと思います。
写真は、大多喜町の電柱の倒壊現場です。コンクリート製の電柱が根元から折れ、山の斜面ではかなりの範囲で斜面林がなぎ倒せれていました)

大多喜町面白峡発電所

大多喜町が小水力発電への挑戦をしています。困難はあるものの確実に前進しています。
市原市での実験段階でも視察させていただきましたが、今回は雪の残るなかをご関係の方々にご苦労をおかけしながらも視察させていただきました。
大多喜町面白峡水力発電所といい、養老渓谷内にあります。
30年以上も前から、国のサンシャイン計画などを素人ながらも見守ってきた私としては、それこそ再生可能エネルギーの開発は容易ではないことを痛感しています。
ましてや脱原発を本気でやろうと思えば、これからも数多くの失敗を乗り越えねばならないでしょう。
一日も早く稼働して大多喜町の観光や教育などに役立ってほしいものだと思います。

「量出制入」では財政再建は無理?

表題を書いてみたら、もう書くことが無いような気がしてきました。
さて、自治体関係の本を読むと、どの本にも「自治体財政の基本は『量出制入』だ」と書かれています。
こういう本を読むのは、やる気のある議員や自治体関係者ですから、自治体の中核にいる人ほどこのことは常識化しています。
つまり、自治体は『量入制出』というような収入に見合った運営をするのではなく、まず『量出制入』で最初に何をするのか(何をしなければならないのか)を決めて、それに見合った歳入を得るのだというわけです。
ナショナル・ミニマムといった最低限度のサービスがあって、それに対して見合った歳入を確保するという発想だとすれば理解できます。しかし、最低限のサービスを決めるのは国ですから、自治体が決めれるのはその上のプラスアルファの部分です。
プラスアルファのサービスを提案するのは首長、決めるのは議会です。首長も議会議員も選挙による選出です。
そこで表題の通り財政再建は難しいと思えるのです。
自治体財政の教科書もやはり右肩上がりの社会が暗黙の前提になっていたとも言えるかもしれません。

地上の盛土、地中の盛土

今朝の読売新聞一面トップ記事は『震災液状化9700地点』という初の全国調査結果でした。それによれば、全体の9割以上が関東地方で発生していました。
茨城大学名誉教授の楡井久先生の受け売りですが、1987年の千葉県東方沖地震で神崎町小松飛び地で馬蹄型の噴砂孔配列が見られたと言います。
また、1993年の北海道南西沖地震の際、長万部町中の沢小学校で地波現象が見られたと言います。
前者は、砂の採取地だったのを残土処分埋立地にした場所で埋立地の形状が馬蹄型でした。
後者は、砂鉄採取場だった場所で、その埋立地の形態によって地波現象の形態が支配されていました。
このことから、東日本大震災による東京湾岸や我孫子市布施などでの液状化現象が、埋め立て以前の土地形状に依存していることが推察されます。
すると、盛土が地震によって大きな被害を受けるのと同様に、埋め立てという、言わば地中における盛土も地震に脆弱なのだという仮説が成り立ちます。
現在、千葉西高校でボーリングが行われるなど分析が進められていますが、液状化メカニズムの謎が一つでも多く解明されるよう期待するものです。