月別アーカイブ: 8月 2018

2018年8月の公明議員

千葉県下公明議員の公明新聞8月の記事は15件でした。
全国の地方記事152件の中でほぼ1割を占めることができました。
印西、大網白里、八街、市原、習志野、東金、鎌ヶ谷、旭、松戸の9市と横芝光町の1町です。
今月は台風のために災害対策本部を立ち上げましたので、その記事も掲載していただきました。
また、来月も頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。

東京東部水害想定のインパクト

新聞各紙が東京東部の水害想定を報じました。
今日の千葉日報は『250万人 広域避難へ』『千葉など隣県に』と伝えています。
実は、私は、昨年6月議会ですでにこの問題を質しています。
「次に、視点を変えまして、千葉県の外から見た防災についてお伺いいたします。
 隣接する東京都は、広範囲なゼロメートル地帯を抱えています。そして、ゼロメートル地帯では365日、24時間休みなくポンプを回して水をくみ出しています。現在はトランスなどが地上に置かれたり、地下に電気施設がありますので、万一それらが水没するようなことがあれば、当然電気をとめねばなりません。結果として長期間の停電となり、避難生活も長期にわたることと思います。(略)このように、仮にも東京都民の方々が相当数本県に長期間避難してきた場合、本県はどのような対応を考えているのでしょうか。」
知事答弁は「情報収集に努めてまいります」でしたので、やはり検討していないのだと思いました。
今回の250万人避難という途方もない人数は、全国レベルでの災害協定の締結が必要です。
そのうえで、これは行政だけでも対応できないことを私たちが深く理解し、行政、企業・団体そして国民の「力の結集で国難を乗り越える」絶好の機会と捉えるべきだと思うのです。

風疹ワクチン接種へ緊急要望

昨日、『風疹ワクチン接種に関する緊急要望書』を森田知事あてに提出しました。
緊急でしたので、横山健康福祉部長に申入れをいたしました。
2013年以来、5年ぶりの大流行の兆しがあります。このまま終息してくれることを祈るばかりです。
5年前は、国も本腰を入れて対応しましたので、千葉県も1億3000万円の補正予算を組み、市町村と連携してワクチン接種費用の助成を行えました。
本来なら最も流行している千葉県が、県自身の裁量でこういう予算を付けられなければならないのです。
ところが、わが国の地方自治はそういう段階に至っておりません。
何ごとも国頼みというところが残念でなりません。県民の安全安心に与党サイドからも働きかけてまいります。

危険なブロック塀の撤去を

8月21日に公明党松戸市議団とともに松戸市長に対し、「危険ブロック塀の撤去費用助成」について申入れを行いました。
6月18日の大阪北部地震において高槻市の小学生が亡くなるという大変痛ましい事故が起りました。
公明党松戸市議団は、その日のうちに市長、教育長に市内通学路の緊急点検を要請しました。その結果、松戸市においても危険なブロック塀があることが判明し、市長は撤去費用の助成を決断しました。この撤去費用助成も、実は公明党が6年前から訴えていたことでした。
とは言え、撤去をするのはあくまで市民の皆様です。たとえ制度ができても活用されなければ、子どもたちの安全にはつながりません。
そこで、市民の皆様が利用しやすい制度(例えば所得制限・撤去費用の上限撤廃など)にして、現実に撤去が進むように申入れを行ったのです。
公明党は、提案するだけではなく、現実の安全安心につながるようこれからも努力を続けてまいります。

沖縄詩歌集をよんで

今日の公明新聞に詩人の鈴木比佐雄さんの「沖縄詩歌集を編んで」というエッセイが紹介されていました。
沖縄慰霊の日(6月23日)に刊行された『沖縄詩歌集』を、私は歌人の橘まゆさんからご恵送いただきました。
詩歌集は、序章「大いなる わななきぞ」から最終章「大事なこと、いくさを知らぬ星たち」まで考え抜かれた構成になっています。
その最終章に印象に残る詩がありました。
『星が降るよな読谷村 / 母さん遺したおちゃわんに / 星を集めて 眠りましょう / いくさを知らぬ星たちは / きらきら きらきら 光っている / ひとりぼっちは いやだから / わたしも星になりましょう』

人の目で見える最も遠くのものは星(アンドロメダ銀河)です。
その星から見れば、地上のいくさの愚かしさはこれ以上ないくらい歴然なのでしょう。
そんなことを考えながら、今日は夜空を見上げてみようと思いました。