日別アーカイブ: 2011年12月12日

松戸市立病院への補助金は?

松戸市立病院は東葛北部医療圏の基幹病院です。
第3次救急を行う救命救急センターであり、特に小児救急の分野で県立病院に勝るとも劣らない仕事をしています。
その一方で、その責務の重さの割には県からの補助金が少ないという指摘があります。
本来県が行うべき医療を松戸市民の負担で行っているのはおかしいのでは?という疑問が根底にあります。
もちろん千葉県には千葉県の言い分があります。
松戸市立病院への補助金は本来国が出すべきものであり、また実際問題として国から出ているのは?というものです。
では、本当のところ松戸市立病院はどのくらいの補助金を受け入れているのでしょうか?
まず補助金の中身ですが、例えば市立病院は『がん診療連携拠点病院』ですから『がん診療連携拠点病院強化事業補助金』を受けています。これは国・県が折半で900万円ずつ出しています。
そのほか、『臨床研修費等補助金』『新人看護職員研修事業補助金』『感染症指定医療機関運営事業補助金』『新型インフルエンザ患者入院医療機関設備整備事業補助金』などがあります。
これらの金額を合計してみますと以下の通りです。
平成20年度、国3248万8500円、県1261万8500円、合計4510万7000円
平成21年度、国2999万3000円、県1169万8000円、合計4169万1000円
平成22年度、国3242万6500円、県1336万7500円、合計4579万4000円
財政の余裕がない折ではありますが、議会開会中に知事へ松戸市としての予算要望を行います。精一杯また頑張りたいと思います。