今朝の日経新聞9面の記事『地方創生 財政の壁』は、私が思っていた以上に政令市の財政力の厳しさを浮き彫りにしていました。
とは言え、都道府県もまた財政余力があるはずもなく、単純に歳入構造の変更ができるはずもありません。
ここで私の脳裏をよぎるのは、今年の「骨太の改革」です。
地方財政の影響を考え(?)、「2018年度まで2015年度地方財政計画の水準を下回らないようにする」という国の方針です。
これは「2019年度以降は知らないよ」とも読み取れる文言であって、もちろんそれは邪推だとは思いますが、それでも国の赤字財政を考えれば2019年度の地方交付税があまり期待できないことは織り込んでおかねばなりません。
2019年度といえば、次の統一地方選挙の年度になります。
つまり、やらなければならない政策や事業は今期に実現しなければならないのです。地方においては、政党の力が試される4年間だということなのです。
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