防災」カテゴリーアーカイブ

夜間の雨の怖さ

これまで、「夜間の雨」についての知識が意外と知られていないことに何となく気づいていました。
昨日、防災専門家の講義を伺った際にもやはりこの点が気になったのでした。
森朗著「異常気象はなぜ増えたのか」には分かりやすく説明されています。
『集中豪雨は夜間に激しくなる傾向があります。夜になると、気温が下がって水蒸気が凝結しやすくなり、また雲の上端が冷えて地上との温度差が拡大するため、対流が激しくなって雨雲が発達しやすくなります。』
つまり、「昼間これだけ降ったのだから夜になれば小やみになるだろう」ということにはならないのです。
『平成20年8月末豪雨』の岡崎市で時間当たり152.5mmとの途方もない雨量を記録しましたが、これも深夜でした。
夜間の豪雨を考えれば、「避難は昼間のうちに」との徹底が住民を守るのにどれほど大事かが分かるのです。

糸魚川火災のこと

20171115糸魚川火災 (2)2016年12月22日に発生した糸魚川市の大規模火災跡を視察させていただきました。
現地ガイドのKさんは、姫川の局地風について熱心に語られました。
実は、現地には能生から入りました。能生は、海岸線のすぐ後ろに山が迫っており、家々がびっしりと並び建っています。少しでも家を広くと木造3階建てが非常に多い街並みです。当然、ひとたび火災が発生したら広範囲な類焼を免れません。
いただいた「糸魚川ジオパークマップ」を見ると、能生の町を流れる能生川は南東から北西へ流れ、海への最後1.5キロほどだけが北へ直線の流れとなります。
一方、糸魚川市街を貫く姫川は、約6キロにわたって南から北へ一直線に流れていきます。これがK氏の言う風の通り道なのでした。
山岳地帯の峡谷を抜けてきた南風が、パッと開けた糸魚川市街地へ一気に襲い、火炎も火の粉も、消防の放水さえも風下の海へ吹き飛ばしてしまったとのこと。
こうした地形は全国に幾つもあることでしょう。火災も地形に大きく影響されることを再認識した次第です。

台風21号被害へ申し入れ

20171026台風申し入れ10月26日午後、公明党千葉県議会議員団として森田知事に対して『台風21号被害の復旧支援に対する緊急申し入れ』を行いました。
先の富津市、館山市の現地調査をもとに、公共ふ頭や漁港、ビニールハウスの被害状況などを示し、県民生活に関わる被害、産業基盤に関わる被害への対処を要望しました。
現在、フィリピンの東海上を23号が北上しており、海水温の高さから今回の発達しながら上陸する恐れもあります。21号の被害が拡大することのないことを切に願います。

高潮被害の凄まじさ

20171024_15395910月24日、公明党千葉県議団として高潮被害の現場を視察しました。
県内各地に被害地が点在しており、今回は2班に分かれて富津市、館山市へ向かいました。
私は富津班に参加。ザ・フィッシュの鈴木社長、金谷の益本様より当時の状況説明を受けつつ被害地や被害カ所を視察させていただきました。
分厚いコンクリートの堤防、護岸壁が倒され、崩されており、大きなテトラポットがいくつも割られている様に驚くばかりでした。
お二人とも、「台風は何度も経験したが高潮はこれまで経験したことがない」とのこと。
今後の台風等を考えれば、早急に護岸整備を行わなければ、更なる被害が発生しかねません。
県議団として関係部局への強い申入れを行います。
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赤潮発生で千葉港を調査

20170712赤潮17月3日、千葉県環境研究センターは東京湾北部での赤潮発生を確認しました。
水質調査船「きよすみ」によれば、アクアライン以北の東京港から市原港までにいたる広範囲で発生しているとのこと。
私も7月8日に、千葉みなとにおいて異様なほどの臭気を確認。はたして、週明けの月曜日には湾岸各地から悪臭に関する問合わせが県に殺到しました。
私たち公明党千葉県議団ならびに千葉市議団は、7月12日の議会終了後に千葉港を視察しました。写真は、打ち上げられていた魚です。
千葉みなと駅周辺は、商業等の振興を図り、各種イベントなどこれから本格的な賑わいづくりをしていこうという地域です。悪臭が漂っていてはイベントどころではありません。
現地では富栄養化の防止といった長期的な対策も含め協議しましたが、いずれにしても東京湾の問題です。千葉のみならず、東京、神奈川、さらには沿岸各市と連携しての取り組みを行ってまいります。