防災」カテゴリーアーカイブ

江戸川の高規格堤防

8月21日、石井啓一国土交通大臣の江戸川高規格堤防の視察に同行させていただきました。
高規格堤防は、越水しても洪水により水が長時間浸透しても壊れないよう、堤防の高さの約30倍の幅を持つ堤防です。
平成22年10月の事業仕分けにより建設は一旦停止となりましたが、人口集中地域かつゼロメートル地帯に限って整備を進めることにした経緯があります。
今回は、事業を進めるゼロメートル地帯120キロメートル部分を視察させていただきました。
ご関係の方々の対応に心から感謝いたします。

雨の運動公園

私は、雨の朝はなるべく運動公園でのラジオ体操に参加しようと思っています。
今朝は急に雨が降り出しましたので、駅頭の予定を変更して運動公園へ向かいました。
皆さんが元気に体操をしている中に無理やり入ってしまって本当に申し訳ありません。
さて、今日の天気予報は「くもり時々雨」でした。
正確な表現ではありませんが、「時々」というのは『現象が断続的で合計時間が予報期間の2分の1未満』、「一時」は『現象が連続的で合計時間が予報期間の4分の1未満』だそうです。
つまり今日の天気予報は、曇で断続的に雨が降り、降雨時間は半日以上ではないということになります。
そこまで厳密に考えて天気予報を見ていませんが、今読んでいる中公新書『天気予報と防災』(永澤義嗣著)によれば、予報官がどれだけ苦労して天気を分かりやすく伝えようとしているかが分かります。
毎日の天気の見方が少し変わってきました。

『昭和19年 東南海地震』報告書

帰宅すると、名古屋大学から郵便物が届いていました。
刊行を待ち望んでいた名古屋大学減災連携研究センターの報告書『昭和19年 東南海地震』でした。
この地震は、昭和19年12月7日13時35分40秒に三重県沖で起こったマグニチュード7.9の地震です。
太平洋戦争の最中で起こったこともあり、その存在そのものが知られていませんでした。また、戦争末期の食糧や物資の非常に乏しい時代であり、国や他地域からの救援が期待できない時期でもありました。
被災者の方々の悲痛さ困難さはいかばかりだったでしょうか。
東海、東南海、南海地震が想定される今日、同報告書の価値は極めて高いものと言えます。
報告書発刊に当たられた関係者の方々の地道な努力に心から敬意を表します。

松戸市中央消防署新庁舎完成

今日は、『松戸市中央消防署新庁舎開署記念式典』に参加させていただきました。
旧庁舎が昭和42年建設だっただけに待望の新庁舎です。
設備も最新となり、72時間連続稼働できる自家用発電機2機が屋上に設置されていました。
また、東日本大震災で経験した燃料不足に対応するために、災害出場車両の約7日分の燃料が確保されました。
写真は、そのスタンドです。
2020年には「ちば北西部消防指令センター」も運用開始となります。
また、市民・県民の安全安心が大きく前進しました。

「防災タウンページ」届く

新しいタウンページと一緒に『防災タウンページ』が届きました。
もう2年前の平成28年ことです。
東京都が『東京防災』を発刊した時のインパクトは強烈でした。
かなり立派な体裁で無料配布です。
たまたま東京へ出張で来ていた知人が「うちの店でも配布していました」と我が家に届けてくれました。
そこで、県の防災担当課に「千葉県でも出せませんか?」とお願いしたのです。
ところが、予算が大きすぎて千葉県ではとても無理とのこと。
そこで「タウンページに載せます」ということになりました。
ところが、タウンページの本体の中に掲載されたのでほとんど目立ちませんでした。
今回は別冊の小冊子です。これなら手に取ってもらえます。
本にすることが目的ではなく、あくまで開いてみていただくこと、活用することが大事なのですから。