防災」カテゴリーアーカイブ

「平成30年7月豪雨」救援募金

本日は、松戸駅と八柱駅にて「平成30年7月豪雨の被災者を支援する千葉県民の会」の救援募金のお手伝いをさせていただきました。
これまで地盤が強いとされてきた場所でも土砂災害が見られ、どこで災害があってもおかしくないほどの豪雨でした。年間一千カ所以上の土砂災害があるわが国にあっては、まさに他人事ではない惨事となりました。
皆様からお寄せいただいた真心の浄財は、日本赤十字社千葉県支部を通じて被災地に届けられます。
市民の皆様のご協力に心から感謝申し上げます。本当に有難うございました。

災害対策と交付税

地方財政に関わる者として常に気をつけねばならないのは『依存財源依存症』です。
しかし、日本のようにいついかなる場所であれ大きな災害が起こり得る国においては地方交付税制度は重要です。
米国のように、「災害も自己責任」といった極度に純化された地方自治はわが国にはなじまないと思います。
今日の千葉日報は『交付税346億円前倒し』『西日本豪雨 被災58自治体に』と報じていますが、前倒し配分も特別交付税も必要でしょう。
そして、人と資金を一気に投入して可能な限り早期の復旧・復興を図らねばなりません。
次から次へと災害が起こる国土にあっては、復旧・復興が長引くことは致命的な状況をまねきかねないからです。
被災された方々の一日も早い生活再建を願わずにはいられません。
私たちもせめて救援募金に微力を尽くしてまいります。

『七夕豪雨』から50年

今年もまた豪雨に襲われています。7月6日から7日にかけて9府県にわたり大雨特別警報が出されました。
「台風」でもなく、「関東地方の梅雨明け」という認識からは導き出せない大きな災害となっています。
これほど広範囲では国交省のTEC-FORCEも力を分散せざるを得ないことと思います。
一日も早い災害の終息とライフラインの復旧を祈らずにはいられません。
『七夕豪雨』と言えば、1974年に静岡を襲った大災害です。この時は25年の歳月をかけて大谷川放水路が造られました。
以前にも書いたことですが、夜間は雨が強まる傾向があります。温度が下がり雨滴が生成しやすくなり、雲の上部が冷えて上昇気流が起こりやすくなります。
したがって、「これだけ降ったのだから夜はやむだろう」とはならないのです。
梅雨末期とは言え、前線の活発化だけでこれだけの大被害をもたらすことを再認識しました。
数々の河川氾濫や土砂崩れを防ぐためにどのような具体的なハード対策が必要なのかわかりませんが、どのような事業であれ年月を要します。
しかし、知識と教訓の伝達は、私たちの姿勢次第でそれほど時間をかけずにできるはずです。
やれることを着実に実行する。新たな犠牲者を出さない努力を続けてまいりたいと思います。

台風の季節

先日、太平洋岸に台風が接近し、仲村県民運動局長から注意喚起のメールが発信されました。
台風上陸はまだ先でしょうが、注意は必要です。
一昨年の9月10日、常総市三坂町で鬼怒川の堤防が決壊しました。
これにより、市の3分の1が浸水し、市役所も孤立してしまいました。
ここで重要なのは、この豪雨をもたらした台風18号は関東には上陸していないという一点です。
9日に東海地方に上陸し、その日の夜には日本海に抜けて温帯低気圧になっているのです。
にもかかわらず、「関東・東北豪雨」なのです。
当時の私は「小貝川が危ない」と思いました。
それは、1981年8月に小貝川の堤防が決壊し龍ヶ崎や取手が浸水したからです。
小貝川は東側を流れていますから、市民の皆さんに水は東から来るものという思い込みがあっても仕方がありません。
ところが、水は西側の鬼怒川から来ました。こんなに所にも災害避難の教訓があるように思います。
台風シーズンの到来に際し、備えを怠らぬよう戒めてまいります。

諦めから本気へ

高知県黒潮町に注目しています。
同町は30メートルの津波が想定されることから、有難くない形で一躍有名になりました。
しかもその津波は、短時間のうちに押し寄せるというのですから、当初はあきらめにも似た気持ちになったもの理解できます。
しかし、ここから黒潮町の挑戦が始まります。
168の避難場所、295の避難路の整備箇所を見直したと言います。
また、世帯別の津波避難行動記入シートを作り、戸別避難カルテを作成しました。
このカルテを4600枚収集する予定で、カルテに基づいて世帯ごとの避難課題を抽出します。
町は町で、全職員約200人を町内14の消防団区に振り分け、自主防災組織と共に防災訓練を実施しています。
そもそも30メートルもの津波が来るとなれば、ハード対策は不可能です。「避難」というソフトで対応するしかありません。
本来であれば、黒潮町のような取り組みを全国各地で行わなければればならないと思います。
私も一度、彼我の取組みの違いを視察したいと思っています。