月別アーカイブ: 3月 2018

3月の公明議員

今月の公明新聞掲載記事は、松戸、市原、船橋、富里、君津、茂原、大網白里、袖ヶ浦、富津、酒々井、白子の9市2町でした。
初登場が、君津、茂原、大網白里、富津市の4市。一人議会が、富津、酒々井、白子の1市2町。
党員の皆さんと共に頑張っている姿を誇らしく思いました。
また、快く取材に応じて下さった方々に心から御礼申し上げます。
さあ、いよいよ新年度です。新たな気持ちでスタートダッシュです。

千葉県の文化予算は?

「地方における文化行政の状況について」という文化庁文書があります。
そこに平成27年度決算ベースの都道府県別文化芸術経費というかなりショッキングな一覧表があります。
 たとえば、加賀百万石で有名な石川県の決算額は、145億6765万円とあり、最初は見間違いかと思いました。と言うのも、本県は5億8208万円であり、25倍もの差があったからです。
そこで、一覧表をもとに人口1000人当たりの決算額を再計算してみました。
ベスト3は、石川、沖縄、富山県。それぞれ12,667円、11,586円、3,814円です。
ワースト3は、千葉、滋賀、広島県。それぞれ93円、97円、217円です。これは相当気恥ずかしい数字です。
いても立ってもいられない気持ちになります。
千葉県は、少年少女オーケストラの活動など、特色ある文化活動を行ってまいりました。
議会の立場から千葉の文化活動を応援しなければと強く思います。

「文科省情報ひろば」にて

今日は、同僚の田村耕作、仲村秀明両議員と共に文化庁にてブリーフィングを受けてまいりました。
丁寧に教えていただいたMさん、Nさん、本当に有難うございました。
その帰り、「情報ひろば」という展示コーナーを見学しました。
明治時代の小学校の様子、戦中の疎開地での小学生の辛さなどが分かりやすく展示されており、色々な意味で勉強になりました。
私たち大人は、子どもの向学心にしっかりと応えていかなければならないと肝に銘じました。
その展示の中で、房総沖での地震津波計のケーブル敷設のビデオが上映されており、これもまた感激一入でした。
有意義な一日でしたが、いよいよこの知見をどう生かすかが問われることになります。心して帰路に着いた次第です。
(※下の写真は昭和8年から使われていた旧大臣室です)

津波から県民の命を守れ

今朝の日経新聞は『地震 海底の動きで解明』と、海上のブイを使って海底の動きを調べる実証実験の成功を報じています。先行する和歌山県沖での方式です。
これまでは船による測定でしたので、年に1、2度しかデータ収集ができませんでしたが、ブイであれば常時監視ができます。
一方、千葉県沖は海底ケーブルによる監視で方式が異なります。
4年前の2014年8月に、敷設した防災科学技術研究所(つくば市)を訪ね、従来よりも10分早く津波情報を出せることなどを確認しました。
そして、このたび平成30年度予算案に『千葉県津波浸水予測システム整備事業』が盛り込まれました。
海底ケーブルの地震・津波計の観測データを専用回線で受信し、県が詳細な津波情報を市町村へ配信する事業です。
平成32年度には九十九里・外房沿岸地域に配信が開始される予定です。
県民の安全安心が、また大きく前進します。

続く火山活動

今日の公明新聞コラムは鎌田浩毅先生の火山の話でした。
『巨大地震によって日本列島は東西方向へ5mも引き伸ばされた。(略)それを解消しようとして今後数十年にわたり噴火と直下地震が頻発する』とのことです。
確かに、今年に入ってからも草津白根、蔵王、霧島が噴火。昨日は新燃岳が135日ぶりに噴火しました。
千葉県に火山はありませんが、赤城や袈裟丸、男体山などは100キロほどのところにあります。また、仮にプレートとひずみ解消に関係があるとすると、プレートの速度は年間2センチほどですので5m移動するのに250年かかる計算になります。実際にはそこまでかかることはないでしょうが。
いずれにしても、そうしたことをいたずらに恐れていても仕方がありません。しかし、備えと協議はしっかりとしておきたいものです。