朝刊各紙は、経済財政運営の指針「骨太方針」の素案を提示したと報じています。
私が、県議選を初当選させていただいた翌年、平成16年が「地方財政ショック」の年です。以後、県議1期目は地方交付税削減に振り回された感がありました。
私が松戸市議会に初当選させていただいたのが平成2年です。当時は、地方分権の流れが明確になり、「地方主権」という言葉さえ使われ始めていました。
私も、毎回の議会質問で地方分権や地方自治に関する質問を必ず入れるように努めていました。
それが「地財ショック」で、一気に目を覚まされたのです。
以後、「骨太方針」が出るたびに、地方財政に関わる箇所を熟読吟味し、なおかつ眉に唾をつける習慣がつきました。
例えば、子ども医療費において、地方が国の決めた以上のサービスを実施した場合、国は国庫負担金の削減というペナルティを課してきます。
若手知事たちが、ペナルティの撤廃を求めていますが、私も大賛成です。これが「骨太方針」との間でどういう位置づけになるか注目しています。
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