日別アーカイブ: 2011年7月26日

それでも「事業仕分け」は大事

先日、事業仕分けを傍聴してきました。
一日、会議室に閉じこもったわけですが、やはり「事業仕分け」は大事だというのが実感です。
行政が住民の税金を使って、しかも職員の人件費までかけて行う『事業』の存続を議論するのですから、本来はきわめてスリリングな展開になるはずなのです。
実際には、それほど激しいやり取りにはなりませんでしたが、それでも公開の席での議論の真剣さは推して知るべしです。
今回の事業仕分けはこれまでよりも十分に時間をとりましたので、より常識的な議論となりました。
一つの事業に概ね45分くらいの時間でしたのでちょうどよい感じがしました。
時間が足りないと乱暴な議論となり、事業仕分けなのか職員いじめなのか分からなくなってしまいます。
さて、今回の感心したのはすべての議論をいずれインターネットで配信してくれるということです。
この点に首長のやる気を強く感じました。
参加できなかった人は全く見れないのは当然として、実は参加していても「会場は二つ、体は一つ」なので、半分しか見ることができないのですから。
私は、千葉県ももう一度「事業仕分け」を実施すべきと思っています。
事業仕分けは一回やれば終わりというものではなく、仕分けの次に検証があり、検証のための再度の仕分けこそ重要だと思うからです。
過去に森田知事に実施を迫った事がありますが、残念ながら消極的な姿勢でした。
しかし、行政に余力のあるうちに2度目の「事業仕分け」を何としても実現したいと思っています。