3・11以降、三番瀬が沈下しているという話を聞いていました。
地震の現地調査や放射性物質の測定などで3回訪れました。
このほど千葉県環境生活部自然保護課の調査結果がまとまりました。
平成21年2~3月の調査と比べて、三番瀬の水深は平均で27センチメートル深くなり、水深0メートルより浅い部分の面積は46%に縮小していました。
2.69平方キロメートルだった面積が1.23平方キロメートルに半減ですから、明らかに東日本大震災の影響です。
国土地理院は過去100年の日本列島の上下変動を調べ、その変動図をホームページ上で公表しています。
それによると基本的に日本列島のほとんどの部分が低くなっています。
そして、それが特に顕著なのが、北海道の南東部、仙台周辺、首都圏、中京圏、関西圏、福岡周辺などいわゆる日本の中枢部は全部が沈下している地域です。
その一方で、隆起しているのが中部山岳の南部周辺や九州の東半分など人口稠密ではない地域ばかりです。
北海道を除けば、人為的な沈降が想像されます。
また、日本列島は両サイドからプレートから圧力を受けているので引きずられていると言うことがあるのかもしれません。
ここ10年ほどは、GPSの発達により、一層詳しい状況が分かってくることでしょう。
あまりうれしくない情報もどんどん流れ込んでくる時代と言えるかもしれません。
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