今日は、年金や生活保護の問題、防災問題、原発問題など様々な問い合わせがあり、茂原市へ行ってきました。
午後1時すぎから3時過ぎまで十名ほどの方々からのお尋ねやご意見を伺いました。私にとっても非常に実り多い時間でした。
せっかく茂原まで来ましたので、南白亀川の河口、古所海岸を30分ほど歩きながら写真を撮ってきました。
五月晴れの暑い一日でしたのでサーファーや家族連れの皆さんの姿があり、駐車場の車も「柏」ナンバーあり、他県ナンバーありという具合です。
さて、九十九里は海岸のみならず河川も被害を受けましたので、堤防のかさ上げや構造強化を行わなねばなりません。
最も津波の被害を受けた飯岡や北九十九里海岸から始まって、南へ向かって新川、栗山川、木戸川、ここ南白亀川、そして一宮川まで津波対策事業を行います。
海岸については、まずかさ上げに必要な調査設計から手を付けることになります。
ともかく、津波に襲われる地域はいつのことかはわかりませんが、必ずいつかまた津波に襲われます。そして、それで終わりではなく、その先も繰り返し繰り返し襲われるのです。この当然の事実は誰しもが肝に銘じておかなければなりません。
中央海嶺から海のプレートが年間4~8センチ日本列島に向かって進んできます。365日24時間その強烈な力を列島は受けています。この力ある限り地震や津波は繰り返し起こります。
では、この力の方向はなぜ逆に、東から西へと向かわないのでしょうか?あるいはどういう条件なら逆方向へ向かうのでしょうか?
地球はまさに謎だらけです。理屈が分かったからと言って地震が止まるものでもありません。
備えだけは一日も早く急がねばなりません。
(※写真は南白亀川河口と反対に目を転じたところの古所海岸です。)
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