日別アーカイブ: 2012年7月23日

帰宅困難者レポートその1

帰宅困難者対策の実際を調査すべく、今日は第1段として東向島・金町間を歩きました。
正確には、葛飾区金町の江戸川土手から曳舟駅までです。
写真を撮ったり、メモを取ったりしながらでしたので、歩行時間は計測していません。
実際に歩いてみると机上では絶対に気が付かない様々なことが分かりました。
その内容は、次々回の議会までに徹底検証し考察をまとめたいと思います。
さて、歩いたいでたちは、まず帽子。夏の直射日光ばかりでなく、火災の火の粉もあるでしょうし、頭を守るのは基本中の基本です。
軍手。何かを触ったり、物をどける時にけがをする可能性が高く、素手ではけがが致命傷になりかねません。
ヘッドランプ。懐中電灯よりもお奨めです。新聞紙や週刊誌も防寒や身を守るのに使えます。
水のペットボトルも必ず用意しておきましょう。手ぬぐいやタオル。これらの使い道は多種多様あります。
そしてそれらを入れるザック。今は安いデイパックがいろいろあります。
さらに、私は濡れてはまずいものをタッパウェアーに入れてます。
たとえば、電池、ライター、マッチ、携帯の充電器、ポケットティッシュ、ばんそうこうなどなど。
さすがに3時間も歩いていると疲れてきます。すると、椅子がほしくなります。
道路の向こう側に家具屋さんがあり、椅子が並べてあります。「ああ、なんともったいない・・・」
近いうちに今日の続きを歩いてみたいと思います。

増税の前にやるべきこと

「増税の前にやるべきことがある」というのは小沢グループの言い回し方です。
政権を取って3年もたって、何もしないでおいて今さら・・・というのが国民の真情でしょう。
ましてや民主党の皆さんは、先の代表選挙において『消費税増税』を主張した野田さんを代表に選出し、総理にしたのですから、「何をかいわんや」です。
「増税の前にやるべきことがある」というのは、民主党以外の私たちの言うべき言葉です。
ともかく最短で2014年4月までは増税がないのですから、それまでに軽減税率など低所得者対策や中小零細企業の皆さんがきちんと消費税が転嫁できるのような仕組みを徹底的に議論し実行してほしいものです。
そして、3党合意では議論していない行政改革の議論を深めてほしいと思います。
行政改革というと議員の身を切る改革も当然ですが、残念ながら金額的にはさほどではありません。やはり、行政そのものの改革を断行しなければなりません。
たとえば、県においては職員住宅やそのほか活用度合いの低い県有地の処分は当然のこととして実行しています。
何故、国においてはそれが進まないのでしょうか?
まず、国有地や本当に必要な職員住宅以外は処分すべきでしょう。金融資産も然りです。
そうした資産を切り込んで売却して、それでもどうしても足りないとなって、初めて「国民の皆様、増税をお許しください」となるのではないでしょうか?
こうした行政改革を行う、できないならなぜできないのか説明する、その段階を飛ばしての増税では国民は絶対に納得しないと思います。