月別アーカイブ: 7月 2012

小沢グループの分裂・離党に思う

一枚岩を誇っていた小沢グループがとうとう分裂しました。
52人の離党届を提出した後に、「私は残る」として2人の議員に離党を撤回され50人になってしまったというのは象徴的な出来事でした。
結局のところ、選挙基盤の弱い議員や名簿上位が望むべくもない比例区の議員は、離党に参加したのではなく民主党を出るしかなかったのだと思います。
衆議院では38人ですので、予算を伴わない議案が出せる数にとどまり、参議院では問責決議が出せる数となりました。
もっとも小沢グループは新興政党とは見なされないでしょうから、不信任案や問責決議によって、仮にも解散となればほとんどグループの態をなさない結果になるかもしれません。
興味深かったのは、毎日新聞の社会面に『発言ぶれていない』と言う見出しで、小沢氏の支持者の声を載せていた記事です。
私の見方は、およそ小沢氏ほど発言をころころ変える政治家も珍しく、『発言がぶれぶれ』というものです。
細川内閣での消費税7%発言はじめ、その時の状況やその時の政局によって発言をいとも簡単に変えてきたのが小沢氏だと思うのです。
その意味で、今回の消費税増税反対発言もかならずや近いうちにお変えになると思います。
今後の小沢氏の発言には私もさらに注目していこうと思っています。

都市計画道路3・3・7号線の夏

いよいよ都市計画道路3・3・7号線の開通が間近かに迫ってきました。
国道6号線から一本で新松戸駅方面に抜けることができる道路であり、広域で見れば埼玉の三郷インターから、市川の原木インターをつなぎ、松戸市を南北に貫く大動脈とも言えます。
今日、その工事中の道路の脇を歩いてみましたが、少々気になる点がありました。
写真にあるように都市計画道路部分(すでに舗装されています)は道路幅員が広いのですが、松戸市道に変わるところ(写真では未舗装部分)から道路がぐっと狭くなります。
もちろん、狭くなる理由もわかってはいるのですが、やはり心配なのは『交通事故』の発生と『渋滞』の発生です。
渋滞の方は、八ヶ崎地先から北部市場の交差点も含めてずっと車線を絞っておけば、道路が狭くなったとしても車線自体は減るわけではありませんので、都計道と市道の境目付近で多少の渋滞が出る程度で済みそうです。
それでも付近の人たちからは排気ガスの苦情はありそうですが。
(むしろ渋滞しそうなのは、北小金駅方面から新松戸方面に向かう旧道の方でしょう。私の住む清志町の坂の下までの渋滞が恒常化するかもしれません)
一番大きな懸念材料は交通事故の方です。
ちょうどカーブがきつくなったところで道路が狭くなりますので、6号線から新松戸方面へ向かう車は要注意です。手前で十分にスピードを落とさせる工夫が必要です。
この道路の開通に当たっては、本当に様々なことがありました。何が正解なのか、答えのない問題だったとも言えます。
しかし、それでも少なくとも開通することによって生活道路に入り込む車は減ることでしょう。
したがって、これまで自宅近所で危ない思いをしていた子どもたちの安全についてはかなり確保されることになります。
この一点だけでも3・3・7号線の開通を喜びたいと思います。