23日に時間切れで回れなかった県立関宿城博物館の裏庭、我孫子の「水の館」、手賀の丘公園をまわりました。
さらに、前回は暗くて今一つ納得できなかった流山市総合運動公園も2か所だけ計測しました。
放射線量を測定してみて言えることは二つです。
「関宿城は問題なし」「そのほかはやはり高い」ということです。
松戸市幸田から、車中で測定器を作動させてそのまま走っていくと、谷地の低地部分に来ると放射線量があがり、高台部分に来ると下がります。流山総合運動公園に近づくと上がり、以前の松戸野田有料道路周辺では下がる、そんな感じです。
そして、どういうところであっても雨水で土が流されて溜まったところや側溝の集水桝が大体高い値です。
こうした低線量の放射性物質が人体にどういう影響を与えるかは本当のところ誰にもわかりません。
問題があるのかもしれませんし、問題がないのかもしれません。
また、30年ほどもたてば何か人体への影響が出るのか、何年経っても影響が判別できないのかも分かりません。
わからないことをいつまで議論しても仕方がありませんし、何も分からない行政の担当者に尋ねても何もわかりません。
したがって、わからないのでなるべく放射性物質に近づかないようにしようというわけです。
福島第一原発から見て、関宿城と流山総合運動公園はわずか7°の角度の違いです。緯度でみた距離の差は65キロメートルほどです。
この7°の間のどこかに放射性物質の流れる筋のようなものがあることを思うと実に複雑な思いに陥るのです。
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