月別アーカイブ: 10月 2010

『広報まつど』は実績満載(第413回)

『広報まつど』10月1日号が届きました。
私はいつも千葉県と松戸市の広報と議会便りはファイルすることにしています。
大事な情報や県や市の課題のおおよそのところが把握できるからです。
さて、10月1日号は子育ての特集です。
表紙のページに子育て応援の施策が楽しげな写真やカットともに書かれています。
このなかの『赤ちゃんポケット』は公明党の実績です。
授乳やおむつ替えができるスペースを市内各地に設けました。
子育て世帯を応援する協賛店についても何年も前から訴えてきたことです。
松戸市商店会連合会長や松戸子育てさぽ?とハーモニー理事長の力強い言葉が掲載されています。
3ページには『子育て支援ボランティア養成講座受講生募集』のお知らせがあります。
5ページの『ジョブカフェちば出張版』は、私自身が県で何度も訴えてきたものです。
8ページにはシリーズで『キッズコーナー』があります。
ここに掲載されている『絵本はじめのいーっぽ』(乳幼児のための読み聞かせサポート)や野菊野こども館も公明党の主張が実ったものです。
そのほか上げていくときりがないのでこの辺でやめますが、皆さんとともに多くの施策を実らせることができました。
住んでいてよかったと思っていただける街づくりを目指して、今後も公明党議員一丸となって微力を尽くしてまいります。
どうか今後ともご要望・ご意見等ございましたらぜひお声をかけてください。

松戸市の子ども医療費助成制度(第412回)

12月1日から松戸市では小学校6年生までの医療費助成が始まる。
この実現に公明党の議員が果たした役割は大きい。予算案に反対しながら実現しましたと主張する党派とは決定的に違うのである。
10月1日の『広報まつど』によれば、小学校1年生から3年生までのお子さんについては受給券が必要なので市へ登録することになる。
登録してしまえば、あとはこの受給券と保険証を医療機関に提示すれば自己負担額が軽減される。
小学校4年生から6年生については、医療費を支払った後にその領収書と申請書などの必要書類を市へ出すと助成金を口座に振り込んでくれる。
なぜ小学4年生から対応が違うのかというと、実は千葉県の助成が小学3年生までなのである。
つまり4年生から6年生までは松戸市が独自で助成しているのである。
千葉県でも6年生まで、あるいは中学生まで対象を拡大するよう訴えていきたいと思う。
現在、実は全国を見渡すと入院について中学3年生まで助成をしている団体が4団体ある一方で3歳未満時までとしている団体もある。
通院についても中学生まで実施している団体がある一方で3歳未満時までとしている団体が5団体ある。
このように自治体の財政力によって非常に大きなサービス格差が生じている。
住むところによってここまでサービスが違うとなるとナショナルミニマムとは何か?という問い直しが必要だ。
命にかかわる格差をなくすという観点から全国一律に中学3年生までの医療費助成を行うということができないのだろうか?
私は国の事業として実施すべきだと思う。
その場合、もし仮に全国一律の医療費助成制度が実現しても、財政力のある自治体は高校まで、あるいは二十歳まで医療費助成などその先を実施してしまっては意味のないことになってしまう。
※『広報まつど』が届かない一般紙をとっていない人は松戸市広報課へ登録すれば配布してもらえます。

レッドカードは出したくない(第411回)

公明党の山口代表は、7月の参議院選挙に際して菅総理にレッドカードを突き付けた。
サッカーにおけるレッドカード。
本来そのようなものは誰も出したくないし、見たくない。
フェアな試合をするというのが本来の姿なのは当たり前の話だ。
しかし、その出したくないレッドカードであっても、ここで出さねばフェアな試合にならないと判断した時には、審判は毅然とした態度でレッドカードを出す。
それが審判に課せられた義務だからである。
山口代表の心中が察せられる所以である。
鳩山総理は、政権末期には支持率が20%を切ると言う厳しい状況に陥ってしまったが、内閣誕生の時は310議席という途方もない大勝利をした。
つまり鳩山総理は『国民の信を問い、国民の信を得た』総理だった。
その国民の信を得た総理が、「4年間は消費税を上げない」と宣言したのである。
ところが、先の参議院選挙において、鳩山さんの後を受けた国民の信を得ていない菅総理は『消費税10%』を言いだした。
これは誰がどう考えてもおかしい。
これを許してしまえば、そもそも国民の信とは何かという民主主義の根幹を揺るがす問題となる。
まさにレッドカードを突き付けなければならない事態に立ち至ったのである。
民主党幹部の言動を聞いていると、多数だから何でもできる何をやってもよいという独りよがりが透けて見える。
それが怖い。
どうか二度とレッドカードを出さなくともすむよう公平かつ公正な政権運営をお願いしたい。