日別アーカイブ: 2012年11月16日

本日、追い込まれ解散

今日の野田首相の解散は、やはり『追い込まれ解散』だと思います。
11月14日の読売新聞夕刊に『予算削減 各省ゼロ回答』という囲み記事がありました。
それによると、民主党が各府省に求めていた概算要求額の3%カットに対する回答が、具体的提示なしの『ゼロ回答』だったというのです。
記事では『官僚が野田政権に見切りをつけ始めたとの見方も出ている』とされていましたが、こういう記事が出てきたということは、それ以前から相当の退陣圧力を党の内外から受けていた証左だと思います。
そこで「近いうち」との約束を果たすのは今しかないということや、その他様々な考えがあって「11月16日解散・12月16日投票」という結論になったのだと思います。
なんでもワシントンポストには、今回の選挙は『7年で7人目の首相を選ぶ選挙』と揶揄されたそうです。
今度こそ、良いことばかり書き連ねたマニフェストに騙されずに、本当に国民の側に立つ政党はどこなのか見極めていただきたいと思います。
そもそも「国民の生活を守る」と言うからには、少なくとも国民の中に根を張って国民の身近なところにいる政治家、国民の声に耳を傾ける政党でなければなりません。
国民との接点のない風まかせの政党では、「この3年間の民主党政権の繰り返しになる」と力の限り訴えてまいりたいと思います。