日別アーカイブ: 2013年2月3日

新人議員研修の勉強

先月、多くの支持者の方々のお力で大多喜町に新人議員が誕生しました。
早速、新人議員研修を行いますが、私に与えられた担当は「議会活動及び質疑応答」とのことで1時間の講座となります。
新人議員といっても、その方の前職によって当然講座内容は変わってきます。それこそ主婦の方もいれば、自営の方もサラリーマンだった方もいて本当に様々です。
私が考えているのは、1)議会とは何ぞや 2)国と地方の関係 3)数字で町を語ろう という3つの内容です。
1)「議会とは何ぞや」ですが、議会がどのように運営されるかは経験していけばわかることです。それよりも議会のあるべき姿、議会と首長の関係といったことを歴史的にお話した方が良いかと思いました。
2)「国と地方の関係」も押さえておくべきと私は考えます。
当たり前のことですが、歴史的にはまず地域社会の成立があって、その後に国が成立します。
現在は、確かに地方自治法などの法律で都道府県や市町村の事務は規定されていますが、そのような法律が制定される遥か以前から地域社会は延々と運営されていたという歴史があるのです。
ですから、地方自治法に定められた地方自治体の事務内容や、それぞれについての国の関与には明確な区分の理屈がありません。
長い長い歴史の中で、国の妥協があったり、地方の妥協があったりして、事務ごとに関与がバラバラに定まり定着してきたという内容が法律になっているのです。このことは押さえておかないと頓珍漢な発想になってしまうように思います。
3)「数字で町を語ろう」は、新人議員研修ですのでなるべく具体的に大多喜町に限定して学びたいと思います。
偉そうな書き方になってしまいましたが、一日も早く議員として一本立ちをして、地域住民の皆様の文字通り手足となって働くことができるようしっかりとサポートしてまいりたいと思います。