日別アーカイブ: 2012年12月16日

地域の健康づくりの「鍵」は

衆議院総選挙期間中でしたのでブログの更新ができませんでした。ご容赦ください。今日は投票日ですので、選挙の話題は避けたいと思います。

先日、千葉県松戸健康福祉センター長から運営協議会の議事録の原案が送られてきました。もし修正が必要なら連絡がほしいという文書です。
11月15日に行われた協議会は、委員からの質問は私の1問だけでした。

センター長の説明の中にこういう発言がありました。
『地域職域連携推進協議会について説明いたします。この協議会の目的は、地域と職域において連携し、生涯を通じた健康づくりを継続的に支援するための効果的な保健事業を構築することです。地域職域連携のメリットは地域と職域の情報を合わせて検討することで、地域全体の健康情報が明確になり、退職後も健康支援を提供することができ・・・』
まさにその通りなのです。その通りなのですが、それができるかどうかは全く別問題です。
そこで私は質問したのです。
藤井『国保の検診をやりますと市町村はそのデータを把握していると思いますが、国保ですと年齢が偏って全体が見えてこないと思うのです。そこで職域ということであれば、たとえば「協会けんぽ」であれば99%中小企業だと思いますが、データをいただくということは考えているのでしょうか。
センター長のお答は『それも考えてやっております。データ的に全部把握してやっていくのはなかなか難しいのですが、努力しております。』というものでした。

私も難しいとは思いますが、これができなければ地域職域連携など画餅になってしまいます。
協会けんぽのデータを全てに近い形で入手すること、それを分析することで地域の私たちの健康状態が把握できること、これこそ「地域職域連携推進」の鍵であり、目的であり、すべてであると私は思っています。