日別アーカイブ: 2012年12月5日

国土地理院との協定を

国土地理院の5万図や地形図はかなり持っています。地図から送電線のデータがなくなると聞けば残念がり、復活したと聞けば喜ぶ単純なファンです。
さて、昨年3月11日の東日本大震災においては、石巻市牡鹿基準点で東南東方向に5.3メートル、上下方向では、1.2メートルの沈下が観測されました。しかも、地震発生後も、東北地方から関東地方にかけて、今なお東向きの地殻変動が継続しており、基準点のある、本県・銚子市でも17センチメートルの移動が確認されています。
私たちは、首都直下地震や、東海・東南海・南海の三連動と言った、まさに地殻の変動、地形の変化・変位を伴う巨大災害を想定して、災害対策を講じなければならなくなりました。
そうであれば、最も地形・地理情報を所有している国土地理院との情報連携を欠かすことはできません。
東日本大震災では、被災状況の把握や復興において、地理情報の重要性があらためて指摘されたところであり、本年3月に、地理空間情報活用推進基本計画が改正されました。
これにより、たとえば千葉県が所管する河川、道路、海岸線に変化が生じた場合に速やかに国土地理院に情報提供する、それをもとに地理院は、電子国土基本図の更新ができるようになります。
一方、国土地理院には、明治中期以降に整備された「旧版 地形図」から、1940年代後半の、米軍による全国の航空写真、さらに、その後の今日まで営々と集積され蓄積された写真やデータがあります。
国土地理院との協定を、千葉県としてぜひ進めていただきたいと思っています。