日別アーカイブ: 2012年8月11日

今朝の最大ニュース

朝刊各紙は、一斉に一面トップに『一体改革法が成立』(読売新聞)を報じました。もちろん重大なニュースです。
各紙の社説も『財政健全化へ歴史的な一歩だ』(読売)、『「新しい政治」の一歩に』(朝日)、『「決める政治」を続けよう』(毎日)、『この増税を次の改革につなげたい』(日経)と言う具合に取り上げています。
もちろん、私はすべての新聞を見ているわけではありませんが、韓国大統領の竹島上陸をもっと取り上げる新聞があってもよかったのではと思っています。
やはり、私たち日本人は領土、領海、領空にもっと関心を持つべきだと思いますし、防衛問題についても議論が足りないように思うのです。たとえば、次期支援戦闘機一つとっても、街中で議論されることはありません。
そもそも支援戦闘機とは何か、あるいは特車とは何か、何で一佐、二佐なのか、自由の国でありながら実は国を守るということについては自由に議論ができない国なのかも知れません。
これが、島国の良さでもあり欠点でもあるように思います。
しかしながら、領土問題に対する国民的議論が高まっていかないと、つまり国民的な支援がないと政治家であろうが外交官であろうがなかなか頑張りきれるものではありません。
外交と言う平和に直結する課題に関心を持てない国民は国際社会から相手にされなくなってしまいます。
事実かどうかはわかりませんが、留学生が減少した、若者が外国へ飛び出していかなくなったということを最近とみに耳にします。自分の足元だけを見ているとこれからの世界は危ういと思うのですが、私が心配しすぎなのでしょうか。