日別アーカイブ: 2012年5月27日

国民年金の大いなる誤解

今朝の日経新聞に『国民年金の不払い40%超え 国の徴収体制不備で拍車』という検証記事が出ていました。
特に、あれほど年金未納問題を批判材料にしていた民主党が政権を取ったのちには未納対策を何もしていないという指摘はまさにその通りだと思います。
しかしながら、徴収主体を市区町村から社保庁に移行してから未納率が増加したという指摘は少し単純な切り口かと思います。
と言うのも、この日経記事には未納率のグラフが掲載されています。
そのグラフによれば、若者の納付猶予制度を導入した2005年から2011年まで一直線に増えているものの、徴収主体が社保庁に移行した2002年から2005年までの間は未納率は下がっているのですから。
むしろ私は、2005年から一直線に未納率が増えた原因は、民主党の「年金は破綻する」というネガティブキャンペーンの浸透ではないかと見ています。
だからこそ、多段階免除制度を導入した2006年においても未納率が一段と増えているのではないかと思うのです。
本年10月には(多分)年金確保支援法が施行されます。
本来ならこれによって、未納率が減るか少なくとも未納率の伸びは鈍化するはずです。また、鈍化させなければならないのです。
そのためには、免除申請の情報、多段階免除申請の情報、さらには若者の猶予制度や年金確保支援法の情報をどんどん出して、年金制度を広くアッピールしなければなりません。
自分の言ったこと、自分たちの主張がブーメランのようにわが身に帰ってくるというのはいつもの民主党のパターンではありますが、ここまで年金制度の不信感を根付かせてしまった民主党の当然の義務として、年金制度の本当の姿を国民に示すべきだと思うのです。

松戸市のクリーンデー

朝8時開催予定の千葉市内での会議が中止になったお蔭で、松戸市クリーンデーで参加できました。
昨日も朝8時に会議があり、小金小学校の運動会に参加できず、松戸市と流山市合同の水防訓練にも参加できず、大変申し訳なく思っていました。(先週は、末っ子の運動会でしたが、ホルムアルデヒドによる断水問題が惹起してそれにも顔を出せませんでした)
どうも公の集まりや参加すべき大会などになかなか参加できず、不義理を重ねてしまいます。
思いとしては、わざわざお声をかけていただいているのだからすべて参加したいと思っているのです。
ところが、現実には参加すべき会合が重なり重なり重なってしまいます。
昨日の夜は、千葉県社会保険労務士会の会合と千葉県行政書士会の会合が重なっていたといいますし、今年年頭の私どもの「新春の集い」は、これまた千葉県行政書士会の賀詞交歓会と重なっていました。
そんなあれこれを考えながら、東漸寺とわが家周辺の草むしりをしました。
私は土地を持ってはいませんが、草むしりをしながら、つくづく自分は土地を所有する資格はないなあと実感しました。
草は生え放題、本当に申し訳ありません。