野田総理の支持率は65%だと言います。これは発足時において歴代5位だとのことです。
ちなみに上位をみると小泉総理87%、鳩山総理75%、細川総理72%、安部総理65%、菅総理64%だそうです。
小泉さんを除けば、いずれも原因、理由は様々ですが政権運営に行き詰まり支持率を失っていったという印象です。
また、民主党政権のお二人を見ると支持率の高さをご自分の実力ないし人気と勘違いされていたように思います。
自分は支持率が高い、だからなんでもできる、だから「普天間移転反対」、だから「消費税を上げる」と、いきなり議論や見通しなしに発言してしまい支持率を落としました。
子どもでも分かることですが、発足当時の総理は何もやっていません。
にもかかわらず支持率が高いのは期待感がすべてです。間違ってもご自分の人気ではありません。
「発足時支持率」イコール「勘違い率」、発足時支持率の高さは勘違い率の高さでもあるように思えます。
民主党政権は、鳩山内閣、菅内閣と立て続けに失敗しました。
野田総理は三度目の正直です。今度失敗したら後がないというのが衆目の一致した見方です。
では具体的には何をやればよいのでしょうか?
私は、二つだと思います。
『行政改革』と『地方分権』だと思います。ともにこの国を支えてきた官僚体制と真っ向からぶつかります。
これまでの政治を見てきて、政権が安泰だからできるという単純なシロモノではありません。
国会と地方議会が強力な推進体制を構築できるかどうかこそ鍵だと思います。
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