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コミュニティ・スクールを訪ねて

8月2日、石川信一県議と小川利枝子市議とともに、コミュニティ・スクールである習志野市立秋津小学校を訪問しました。校長、教頭はじめご関係の方々に心より御礼申し上げます。

コミュニティ・スクールとは、平成16年9月に導入された学校運営協議会制度のことです。
保護者だけではなく地域の皆さんの声も学校運営に直接反映させ、保護者・地域・学校・教育委員会が一体となってより良い学校を作り上げていこうという制度です。
制度としてスタートしてから7年目を迎えましたが、千葉県内では秋津小学校のみが導入しています。
なぜ他の学校への制度導入が進まないのか?
逆に言うと、なぜ秋津小学校では定着しているのか?をお伺いしてきました。
私の実感としては、『望むと望まざるとにかかわらず、今後の学校はコミュニティ・スクールにならざるを得ない』というものでした。
運動会も学校行事としてだけではなく地域行事と一体となって行っていたり、本来地域行事であるはずのお祭りが学校行事として行われています。
防災訓練などは、今は地域の人と一緒には行っていないようですが、学校が避難場所になることを考え合わせると行うほうが自然ですし、少なくとも図上演習などは地域と学校が一体となって行っていくべきと思います。
説明をお聞きし、疑問点にお答えいただく中で、私には、学校における『少子化』と、地域における『高齢化』を考えれば両者が結び付いていくのが必然のように思えました。
やはり望むと望まざるとに関わらず、学校と地域の助け合いは進んでいかざるをえないのだろうと思います。