近所を歩いていると思い出すことがいくつもあります。
小学生のころ、毎日のように近所の友達と『缶蹴り』をして遊んでいました。小金清志町2丁目56番地先にあった廃屋となった工場の中に潜り込んだりしたものです。この工場跡は今では戸建ての住宅となり、もちろん当時の様子などうかがうことはできません。
また、三ヶ月にあったT社の工場は巨大なマンションとなっていますし、小金も町のあちらこちらにあった銭湯も住宅になっています。
都市部の人口急増地域は住宅地となり地方は過疎地となる、という町の変遷はおそらくこれからも続くものと思われます。
さて、話は変わりますが、先頭集団を走っていたマラソンランナーが、一度脱落すると、再び盛り返すのは非常にきついことだと言われます。
社会構造の変化によって賑わいを失った地方が、もう一度復活するというのはやはり厳しい話なのかもしれません。
同様に、世界の中の日本は、おそらくすでに先頭集団からは脱落していて、第2集団のなかを走っているように思えます。
この流れをどう変えていくか、相当強いエネルギーがわれわれに求められているように思います。
そのエネルギーの源泉は何か?
私は、それは第一に『技術革新』であり、第二に『規制緩和』だと思います。
技術革新には、たゆまぬ努力が必要です。まさにド根性です。
規制緩和には、発想の転換が必要です。これは柔らか頭でしょう。
ド根性と柔らか頭という相反する能力を一人で具現するのは難しいかもしれません。しかし、チームなら十分実現可能です。
これからはそんな新しいチームスピリットの時代のように思えてなりません。
Deprecated: Function get_magic_quotes_gpc() is deprecated in /home/na-tive/www/lab_fujii/wp-includes/formatting.php on line 4358