日別アーカイブ: 2014年7月7日

平和憲法が守る平和

「平和憲法によって平和が守られてきた」という言い方があります。私もそうであればどれほどよいかと思います。
昨年の1月16日、アルジェリアの天然ガスプラントがイスラム武装集団に襲われ、8か国37人の命が奪われました。
他国のために心血を注いできた人たちが、何故このような仕打ちを受けねばならないのか強い憤りを覚えました。
「日本は平和憲法を持っているから襲われることはない」「集団的自衛権を行使しないから日本人は助けてくれる」という甘い認識は通用しないのが国際社会だとつくづく思いました。
わが国の隣りに私たちの論理とは異なる国があります。核兵器をすでにもち、その運搬手段である弾道ミサイルも保有しています。
その国は、2010年には、いきなり170発も砲弾を撃ち込み、隣国の無辜の市民を殺しました。
私たちは、世界平和という理想を高く掲げながらも、現実の世界ではそうした隣国と向かい合っていかねばならないのです。