8月22日の朝日新聞に『八重山・宮古諸島周辺 津波8回』という記事がありました。
東京大、東北大の調査で、『高さ1メートルを超える津波が過去2400年間で少なくとも8回あったことが分かった』というのです。
この調査では、『1万2千人が犠牲となった明和八重山地震津波(1771年)で直径約9メートルの津波石が打ち上げられたことも確認された』と言います。つまり、150年から400年周期で津波が発生していることになります。
計算上は、1921年から2171年の間には次の津波が来ることになり、その大きさは1メートルかも知れませんが、対処する私たちとしては、当然ながら大津波を想定しておかねばなりません。
もちろんいつ来るのかは誰にもわかりません。目安として2046年が津波発生周期のちょうど半分の期間です。そして、それまでにあと30数年しかありません。
八重山諸島と言えば、尖閣諸島から150キロほどでしょうか。仮に琉球海溝が震源地だったとしても海上を走る津波のエネルギーは衰えるものではありません。尖閣にも台湾にも被害が及ぶことが予想されます。
国と国との争いなどとは全く関わりなく、地球は胎動し続けています。
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