日別アーカイブ: 2013年3月13日

『危ない橋を渡っている』その後

県政報告会などで『危ない橋を渡っている』という話をしてきました。
千葉県内には損傷の激しい橋梁が458橋あって、そのうち特に損傷が著しい68橋に対して早急に長寿命化対策を行うことを要望しているという話です。
そして結果として、この68橋については、本年度中すなわち平成25年3月31日には補強が終わりますので大丈夫ですということを述べてきました。
そうした報告をした以上、その後どうなったかをお知らせする責務がありますので、本日・3月13日現在の工事状況を調査してきました。
写真は、北小金駅近くの平賀橋です。すでに補強改修工事が行われていました。
さて、調べてみますとほとんどの橋が既に工事が完了していたり、予定通り今年度中に完了予定です。
ところが、工事には入っているものの、完了は来年度へ持ち越さざるを得ない橋が幾つかあることも分かりました。
たとえば、南総地域の16橋のうち袖ケ浦市の代宿跨線橋です。外房地域の17橋では勝浦大橋(勝浦市)と浅間橋(御宿町)、東総地域の13橋では名洗橋(銚子市)という具合にわずかですが、鉄道をまたぐ跨線橋に工事の遅れが見えます。
ではわが松戸市はどうでしょうか?
松戸市の危ない橋は二つとも跨線橋です。そして、果たして新居浜跨線橋も平賀橋も4月以降にずれ込むことが濃厚のようです。大丈夫ですと言った手前、本当に申し訳ありません。
もちろん、補強工事の遅れによって何か事故が起こるというものではありませんが、直下型地震はいつ来るかわかりません。一日も早い工事完了を求めてまいりたいと思います。