今日の朝刊各紙は福島第一原発線量マップの公表遅れを一斉に報じました。
民主党政権は、どこまで私たちを愚弄するのか!いったい、国民主権とはなんなのか!心底怒りを覚えました。
千葉日報の記事をみますと見出しは『線量マップ、まず米側へ』とあります。
東京電力は、昨年4月下旬に福島第一原発敷地内の放射線量マップを公表しましたが、実はその一か月以上も前にアメリカの原子力規制委員会に情報提供していたというのです。
3月22日にマップを作成して、ほぼ毎日アメリカ原子力委員会に電子メールで報告をしていたにもかかわらず、東電が日本国民に公表したのは4月24日のことです。しかも、4月23日に国内で報道されてしまったのでしぶしぶ公表したという形です。
一方、政府側はどうしていたかというと、『事故の3日後から文科省が外務省を通じ、米軍に提供していた。(中略)気象庁は事故直後から
国際原子力機関に放射性物質拡散予測データを逐次報告していた』というのです。
あまりにひどすぎる話です。
民主党政権は、日本の政権ではなく、まるでアメリカの政権です。
各省庁もアメリカ文部科学省、アメリカ外務省、アメリカ国土交通省と改名してはどうでしょうか?もちろん日本人の税金は一切使わずに!
実は、福島原発事故後、日本の事故であるにもかかわらず、米軍の放射線マップを見ているというおかしな事態に陥っていました。
私は、てっきり米軍がヘリコプターを飛ばして独自に線量を測っていたのかと思っていましたが、もともとも出どころは我が国政府であり、わが国電力会社であることを知って、怒りと同時にあまりの情けなさに悄然とするばかりです。
国民は本当に怒りの声を上げないと、この国の政府は外国のための政府になってしまいます。
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