日別アーカイブ: 2012年2月5日

幸せの形

前回、今回と『柔らかな』話題を連続で取り上げています。ご容赦ください。
ある方から「ストレス発散法は?」と尋ねられました。
「お酒も飲みませんし、カラオケも苦手ですので取り立ててストレス発散法を持ち合わせていません」という旨のお答えをしました。
しかし、よくよく考えてみると、本好きの私はブックオフのような古本屋に行くことがストレス発散法のような気がします。
何週間に一度くらいしか行きませんし、これと言って欲しい本があるわけでもないのですが、面白そうな本がないかと探すこと自体が楽しいのです。
学生時代は、中央線のすべての駅の古本屋を知っていました。都内も上野周辺、早稲田、神田へよく出かけていきました。
今は、昔ながらの古本屋が姿を消してしまった寂しさもある一方で、ある程度の規模の町ならたいがいブックオフがあるので反面便利にもなりました。
しかも、今風の古本屋には古CDもあり、面白そうな本がなければCDコーナーをめぐる楽しさもあります。先日もさだまさしの往年のヒット曲集を買ってしまいました。
その、さだまさしのCDに「朝刊」という歌があり、この歌を聴いているとつくづくこれは幸せの一つの形だなと思いました。
お金があったり、地位があったりということではなく、幸せは本当にちょっとしたことにあると思うのです。
そのちょっとした幸せの形を具現することがまさにストレス発散法なのかと思います。
この冬の時期の幸せの形というと、私のイメージでは『毛糸編み』とか『日向ぼっこ』です。
はたして、どちらも甲乙つけがたいストレス発散法のように思えます。

お気に入りの場所

松戸市内に私のお気に入りの場所が三つあります。
一つは、「戸定が丘歴史公園」です。
たとえば、松戸にお客様が見えて一時間ほど自由時間があればまず間違いなく戸定邸にお連れするでしょう。
二つには、「21世紀の森と広場」です。
どちらかというと大人向けの広場です。これだけのオープンスペースは首都圏では貴重です。
松戸市立博物館(私は友の会の会員になっています)や千葉県立西部図書館があるのも魅力です。
三つには、やはり「江戸川」の土手でしょうね。
戸定が丘が「文化」面のお気に入りであるのに対して、江戸川周辺は「自然」面でのお気に入りです。
スカイツリーが、すくっと立って、東京側の風景にうまくアクセントがつきました。
ちょうど、スカイツリーの向こう側に懐かしき丹沢の山々が見えますし、南アルプス南部の名山も(冬には)見えるそうです。
矢切の渡しから市川の里見公園にかけては実に豊かな自然の宝庫でもあります。
冬は風景を楽しむ絶好の季節です。松戸側にも栗山の配水塔など面白い建物を見つけることができます。ぜひ時間を見つけて土手に登ってみてください。
(写真は里見公園。市川の最高地点31.1メートルの標識です)