日別アーカイブ: 2016年8月11日

3年ぶりの小林牧場訪問

20160807小林牧場18月7日に平木参院議員と県議団、山武市議団とで小林牧場を訪問しました。
福島原発の被災者である小林さんが山武市で畜産を再開したことを知り、3年前の8月13日に平木さんはじめ同メンバーでお訪ねしました。
その際は、まだ牧場の場所が正式に決まらずにいました。
その後、9月議会代表質問で赤間議員が県に応援を求め、山武市や間に立って下さった関係者、そして何よりも地主さんのご理解で現在の場所に牧場を開設することができました。
稲作農家が飼料を作り、畜産農家がたい肥を作る耕畜連携もうまくいき、おいしい牛肉を出荷できるようになりました。
まんま屋さんというお店で小林牧場のおいしい牛肉もいただきました。
災害に負けずに頑張っている人は大勢います。小林さんの頑張りが、そうしたすべての人の励みになればと祈らずにはいられません。
20160807まんま屋までう牛の定食20160807小林牧場2

「山の日」に思う

20160809宇奈月ダム8月11日は「山の日」です。
ほとんど人が行かない山の話です。
林道から右に分岐する送電線の巡視路があり、私はいつもそれを利用させてもらっていました。
巡視路ですから山頂に向かうのではなく、どこまでも山腹を巻いていきます。
人知れずこの道を定期的に歩く人がいるのだと思うと、何となく連帯感めいたものを覚えました。
そもそも送電線を敷くのは途方もない仕事です。送電線が伸びているのを見ると、あの下を重荷に喘いで登る人の苦闘を感じます。
一方、私は山中で送電線に助けられることがしばしばありました。送電線と山道がクロスする地点で地図上の自分の位置を確認出来るのです。もっとも今の地図は送電線を記載しなくなってしまいましたが。
巡視路を歩いたり、送電線で位置確認をして一喜一憂した人などまずいないことでしょう。
私にとって「山の日」は、山を仕事場にする人の苦労に少しばかり思いをはせる日、そんなことを思いました。