小説を読む贅沢

なかなか小説を読む時間が取れません。久しぶりに「海賊とよばれた男」百田尚樹著(講談社)を読了しました。
小学生の頃、O君という船の絵のうまい同級生がいました。
彼のお父さんは出光丸の設計にかかわったとのことで、彼の家で出光丸の巨大な模型を見せてもらったことがありました。
その後、O君は転校してしまい、今はどこに住んでいるかわかりませんが、あの模型の迫力は今でも鮮明に覚えています。
小説のほうは最終章で描かれた場面がとても印象的でした。

3代目の社長になった東雲が語ります。
「苦しいときには、常に思ったものです。『タンクの底に帰れ!』と」
その言葉は今や国岡商店の店員たちの合言葉となっていた。困難な仕事にぶつかったとき、店員たちは互いにその言葉を口にして乗り切った。鐵造はあらためて重役たちの顔を見渡した。正明を除いて、全員がかつてタンクの底に潜った経験のある男たちだった。どの顔もたくましい顔つきをしていた。自分が死んでも、この男たちがいる限り国岡商店は大丈夫だろう。


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