日別アーカイブ: 2014年10月21日

新潟中越地震から10年

東海道新幹線2004年10月23日17時56分に発生した中越地震(M6.8)から10年目となります。何年たっても被災された方々の悲しみは無くなるものではなく、そのことを思うと胸が痛みます。
さて、20日の朝日新聞「中越地震10年後の教訓」という記事に上越新幹線に関する記述がありました。
『上越新幹線「とき325号」は長岡市内を走行中に地震で車両が脱線した。新幹線車両としては初めての脱線。』『高架橋など構造物の耐震対策は、大きな被害があった1995年の阪神大震災以降に進められてきた。』
「とき325号」は滝谷トンネルを出て1.2㎞ほど長岡へ進んだ地点、十日町と村松町の町境付近を走っていたと思われます。
長岡駅に停まるために減速していたとはいえ200㎞のスピードです。よくぞ死者負傷者がゼロだったと思います。
その理由は、記事にある通り高架橋の支柱補強をしていたのです。
さて、東海道新幹線は約45%が(高架橋ですらなく)盛土です。
対策はしているのでしょうが、横浜~小田原など高さ5mの盛土の上を走るたびに本当に大丈夫なのかと心配になるのです。