昨日5時18分ごろの地震には驚かされました。この地震は周辺が震度3ないし4でしたが、千代田区が大きな揺れを観測しました。
今朝の読売新聞は、震源だった太平洋プレートの固い岩盤が揺れを伝えやすかったことと地震計の設置場所の問題を指摘していました。確かに千代田区大手町の気象庁はお堀端にあり地盤は良くありません。しかし、私はそれだけではなく、丹沢山地からの揺れの跳ね返りがあったと見ています。
震源は北緯34.9度、東経139.5度ですから、揺れは秦野盆地を抜けて大山にぶつかっています。地盤の中は複雑なので単純な話ではありませんが、これが大手町が震度5弱だった理由の一つだと考えています。
現在、震度観測地は4367地点。そのうち千葉県は108地点。松戸周辺の気象庁地震計は柏市旭町の気象大学校と千代田町公園の2か所です。隣接しているのが気になりますが、観測地点の選定も意外と難しいのかもしれません。
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