日本出版美術家連盟70周年

根本圭助先生から、日本出版美術家連盟が設立70周年を記念して制作した『JPAL名鑑2018』をいただきました。
根本先生は、小松崎茂先生の一番弟子であり、小松崎先生は私が小学生の頃に夢中になったサンダーバードはじめSFイラストの第一人者です。
根本先生は、地域コミュニティ紙「松戸よみうり」に、実に長文のエッセイを毎回執筆されるなど、絵だけではなく文筆力においても、その才能の豊かさに圧倒されます。
今日は、『名鑑』の個性豊かな作家の皆様の作品を堪能させていただきました。私には、その感動を表現する術がないのが残念です。本当に有難うございました。

議員の任期と投票日のこと

公職選挙法31条では、衆議院総選挙は「解散の日から30日以内に行う」とされ、公示は「少なくとも12日前」と規定されています。ところが、衆議院議員の任期満了選挙は1976年の1度しかありません。
任期が2番目に長かったのは、麻生総理の2009年7月解散で、3年10ヶ月です。
一方、参議院の場合は、32条で規定が二つあり、一つは「任期が終る日の前30日以内」、二つには、この期間が開会中又は閉会日の23日以内にかかる場合は「閉会の日から24日以後30日以内に行う」とされています。二つ目の規定は、国会に専念してもらうため投票日まで24日間は確保しますという意味かと思います。そして、公示は「少なくとも17日以内」に行うことになっています。
私たち地方議員は33条に規定されています。「任期が終る前の30日以内」に選挙が行われ、県議会議員は少なくとも9日以内に告示されます。
ただ、統一地方選挙は特殊で、任期が3月1日から5月31日までの地方議員や首長の選挙をあえて統一した日に行うため、4年ごとに臨時特例法を国会で成立させます。
千葉県議会議員の任期満了日は、平成31年4月29日ですので、投票日が仮に日曜日とすると3月31日、4月7、14、21、28日が該当しますが、特例法により4月7日投票、3月29日告示と決まりました。同様に、統一地方選挙後半は4月21日が投票日となりました。

「防災タウンページ」届く

新しいタウンページと一緒に『防災タウンページ』が届きました。
もう2年前の平成28年ことです。
東京都が『東京防災』を発刊した時のインパクトは強烈でした。
かなり立派な体裁で無料配布です。
たまたま東京へ出張で来ていた知人が「うちの店でも配布していました」と我が家に届けてくれました。
そこで、県の防災担当課に「千葉県でも出せませんか?」とお願いしたのです。
ところが、予算が大きすぎて千葉県ではとても無理とのこと。
そこで「タウンページに載せます」ということになりました。
ところが、タウンページの本体の中に掲載されたのでほとんど目立ちませんでした。
今回は別冊の小冊子です。これなら手に取ってもらえます。
本にすることが目的ではなく、あくまで開いてみていただくこと、活用することが大事なのですから。

微小プラによる海洋汚染

マイクロプラスチックと呼ばれる微小なプラスチックによる海洋汚染が国際的な問題になっています。
ファストフード各社もプラスチック製ストローの使用を中止したりしています。
そんな折、11月1日付の京都新聞が『河川の9割から微小プラ検出』と、東京理科大と愛媛大の調査結果を報じました。
気になったのは、全国26河川のなかで、水1立方メートル当たりで最も微小プラが多かったのが大堀川だったという調査結果です。
たまたま選ばれたのだと思いますが、柏市青田新田付近を水源とし、柏・流山市内を経て手賀沼へ流入する河川です。
湧水の流入もあるものの、やはり雨水や生活排水が多いことが容易に想像されます。
つまり、大堀川に限らず、人口密集地を流れる川がマイクロプラスチックを海へ流しているという結果かと思います。
私たち一人一人がレジ袋やプラスチック製品などに関心を持ち、意識して回収していかねばならないことを再認識しました。

横芝光町の記事

今日の千葉日報でうれしかったのは横芝光町の記事でした。
『地域振興枠で給食無料へ』という来年度からの小中学校に対する同町の方針表明です。
記事には、同町が地域振興枠を活用した具体的な政策を提示したのは初めてとされていますが、うれしかったのは『川島富士子議員(公明)の一般質問に答えた』という部分です。
町唯一の女性議員として頑張っている川島さんの名前が出ていたのです。町村議員が県紙に取り上げられることは稀です。
私も、かつてPCB問題で何度も同町を行き来したことを思い出しました。
こうした町村議員の頑張りは、本当に励みになります。皆で力を合わせて県民の皆様が少しでも暮らしやすい千葉を実現して参ります。