東京湾の高潮対策

6月22日の千葉県議会代表質問で16項目の質問をしました。
その一つが、東京湾の高潮対策についてです。
以下、その内容を書いてみたいと思います。

次に、高潮対策についてお伺いいたします。
台風に際して、深く入り込んだ湾では、沖から吹き寄せる暴風や気圧の低下による海面上昇により高潮被害が大きな問題となります。
わが国における高潮被害と言えば、昭和34年9月の伊勢湾台風であり、5098人の犠牲者をだした台風史上未曽有の災害でありました。
私自身、現地の小学校(南陽小学校茶屋分校)がほとんど水没している写真が、伊勢湾台風が去った2週間後の写真ということで、驚かされた記憶があります。
高潮災害で、もっとも問題なのは、長期の湛水のために、ライフラインの復旧にも長期間かかり、避難も長期にわたるということであります。
伊勢湾台風があれほどの被害を出した一因は、高潮災害と浸水災害との違いが明確に分かっていなかったからだとされております。
さて、東京湾が満潮の時に、高さ3メートルの高潮が来た場合、その浸水面積は、実に2万8323ヘクタールだと伺っております。
そのうえで、現在の状況は、伊勢湾台風当時いささか異なっております。
まず、温暖化のせいもあり、海面が上昇しております。
(今世紀末には18センチから38センチと予想)
また、風速45メートル(時)以上の台風の発生も、当時から比べて倍増しています。
つまり、伊勢湾台風当時よりも、高潮被害の危険性は高まっていると見なければなりません。
その証拠に、2005年8月には、2500人を超える死者・行方不明者を出し、16万戸の家屋浸水をもたらしたハリケーン・カトリーナがアメリカを襲い、
2008年4月には、13万8000人の死者・行方不明者を出したサイクロン・ナルギスがミャンマーを襲い、
2009年8月には、台風8号が、3日間で、実に3000ミリという考えられない大雨を台湾南部にもたらしました。
そこで、お伺いいたします。
第一に、本県の高潮対策はどういう想定でたてられているのか?
また、ハリケーン・カトリーナ以降に見直しがされた部分はあるか?
第二に、防潮堤、水門、陸こうなど施設の老朽化の状況はどうか?
また、老朽化した施設の改修計画はどうなっているか?
第三に、高潮ハザードマップは作成されているのか?
洪水による浸水と高潮との複合的なハザードマップが必要と思うがどうか?
第四に、高潮防災についての普及啓発についてどう考えているか?


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