放射線量のホットスポット

6月22日の千葉県議会代表質問で16項目の質問をしました。
その一つが、放射能・放射線の問題です。
以下、その内容を書いてみたいと思います。

次に、放射性物質ならびに放射線量の問題についてお伺いいたします。
東葛地域に放射線量の高い、いわゆるホットスポットがあると言われ、また、江戸川に取水口をもつ浄水場の水から放射性物質が検出されるなど、東葛地域の放射線量は県内他地域よりも高い傾向が見て取れます。
ある民間の調査では、松戸市の「21世紀の森と広場」で毎時0.83マイクロシーベルト、流山運動公園で毎時2.12マイクロシーベルト、柏の葉公園で毎時1.25マイクロシーベルトだという数値も出されました。
こうした状況下においては、小さなお子さんを持つご家庭の不安には、行政も全力で応えていただきたいと思います。
そこで、昨日は、県内114か所の測定をするという答弁でありましたが、、東葛地域の県立都市公園については、やはり放射線量の測定を行っていただきたい。この点についてのご所見をお伺いいたします。

また、放射性ヨウ素やセシウム、ストロンチウムなど原子力発電所に由来する核種が、健康にどう影響するのか、とくに成長期の子どもにどう影響するのかなど正確な知識や正しい情報を出すべきだと思います。
すでにホームページではアップされておりますが、「ちば県民だより」や臨時のお知らせや各種講習会など、県としても「作成する」「開催する」「お知らせする」べきだと思いますがいかがでしょうか?

次に、放射線の測定についてであります。
放射線量の測定は県内各自治体の取組みも活発になってまいりました。
しかし、測定の手法、測定位置や場所などについて、統一的な基準を明確にして、計画的系統的に行っていくとことが重要だと思います。
すでに進み始めてしまっている測定ではありますが、いずれにせよこのまま勝手に進めればよいというわけにはいかないと思います。
そこで、県としても県民が寄り安心できる、効果的な測定指針を出すべきと思いますがいかがでしょうか?

最後に、汚泥の問題です。
道路上に降下した放射性物質も雨などと共に流され側溝にたまる。また、下水を通じ処理場にたまる。浄水場の汚泥にたまるということが報告されております。
そこでお尋ねいたします。
濃縮された放射性物質を含む汚泥をどう処理しているのか。
また、今後の取り扱いはどうか。

【再質問】

さきほど、浄水場などの汚泥については、現在は施設の敷地内に保管しているというご答弁でした。
しかし、保管と言っても何か密閉された容器があるわけではないと思います。
これから梅雨末期の大雨や台風シーズンを迎えるにあたり、保管している汚泥が雨や風で拡散しないように、近隣住民に不安を与えないように、ぜひ細心の注意を払っていただきたいと思います。
そこで、汚泥が処分できないと、これは溜まる一方となります。
すると敷地内保管ですから、スペースにも当然限界があります。
余裕のある保管場所に移動することも出来ないでしょうから、一番タイトな場所では、住民に問題なく保管できるのは、あと何日ほどなのか、お聞かせ下さい。
また、国は汚泥の処分法を発表いたしましたが、その処分法によって、本県では汚泥の処分が可能なのか?
仮に、国の決めた処分法で処分が出来ないとすると、どこに問題があると考えているのか?


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