今朝の日経新聞は『地震 海底の動きで解明』と、海上のブイを使って海底の動きを調べる実証実験の成功を報じています。先行する和歌山県沖での方式です。
これまでは船による測定でしたので、年に1、2度しかデータ収集ができませんでしたが、ブイであれば常時監視ができます。
一方、千葉県沖は海底ケーブルによる監視で方式が異なります。
4年前の2014年8月に、敷設した防災科学技術研究所(つくば市)を訪ね、従来よりも10分早く津波情報を出せることなどを確認しました。
そして、このたび平成30年度予算案に『千葉県津波浸水予測システム整備事業』が盛り込まれました。
海底ケーブルの地震・津波計の観測データを専用回線で受信し、県が詳細な津波情報を市町村へ配信する事業です。
平成32年度には九十九里・外房沿岸地域に配信が開始される予定です。
県民の安全安心が、また大きく前進します。
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