燃油高騰の凄まじさ(第221回)

本日、銚子市漁協で燃油高騰の凄まじさを伺った。
明確に燃油が上がり始めたのは平成15年3月1日のことだ。
これまで大体1キロリットル2万8000円 からせいぜい3万円台だった燃油が、このとき4万2500円(以下すべてキロリットルの金額)と、4万円を突破した。
平成16年7月1日には4万5000円となり、平成17年4月20日に5万4000円、同年8月25日に6万1000円となった。
そして平成19年2月1日からは1本調子に上がり続け、6万4500円、6万6900円、7万900円、7万2900円、7万6900円。
平成20年に入り1月1日には8万1900円だったが6月1日には早くも9万1900円、その半月後の6月16日にはとうとう10万2900円、さらに7月16日に11万3900円である。
今日は8月1日だが、すでに8月4日には12万2700円 になることになっている。
これだけ一気に値段が駆け上がればほとんど100%の漁業者が一溜りもない。
緊急避難的に、たとえばA重油の増産に財政出動するなど、すでに政府与党が決定した対策以外にも次の手を考えねばならない。
そして、今後は食糧自給などに直結する各種産業用燃油を備蓄するなど国をあげた産業政策も必要となろう。


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