昨日の朝日新聞に『行政事業レビューは継続』という記事がありました。
稲田行政改革相から「良いものは引き継ぎたい」という発言があり、『継続』の考えを示したという記事です。
私が新政権に対して気になっていたことの一つがこれでした。
2か月前の12月議会(昨年11月28日)で、私は次のような質問をしています。
『さて、先のNHKの番組において、震災復興予算が、震災と直接関係のないところに流用されている、という問題が放映されました。
ご覧になった方も大勢いることと思います。あの問題も、もとをただせば、「東日本大震災関連事業チェックシート」という一枚のシート形式にして、事業のすべてをホームページにアップし、それを第三者の目で見ることができたからこそ明らかになりました。
そこで、再質問いたしますが、事業仕分けを行わないというのであれば、あのような、国の「行政事業レビューシート」の、千葉県版をぜひ作成していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。』
これに対して、森田知事は「ご指摘のシートについても研究してまいりたい」と答弁されました。
そこで、私は念を押して
『「議会はチェック機能を果たせ」最近よく言われることであります。では、どうやってチェック機能を果たすのか。
まず、この議会の場で、予算・決算審査によるチェックがあります。これは基本的に、款・項・目・節による事業分類でなされます。
2番目に、議会ではありませんが、監査委員がいます。これは、基本的に計数の監査や、部課ごとのチェックがなされます。
しかし、この二つだけでは、事業の評価はできません。ですから、事業単位のレビューシートの作成が、必要不可欠であると、私は思います。
それが、森田知事の「輝け!ちば元気プラン」に掲げておられる、「県政情報の透明性の向上」であり、「わかりやすい財政情報の提供」であると思います。
そこで、実はすでに、総合企画部では事業ごとではなく施策ごとの管理票を作成しています。私は、これを活用して施策ごとを事業ごとに分解する作業をお願いしたいのです。施策ごとでは、どの事業に効果があったのか判別できないのです。確かに、事務作業は増えますが、もう一歩のご苦労を強く要望して、私の質問を終わります。』
森田知事には、行政改革相のような発想をしていただきたいと切に願います。
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