大震災であまり知られていないこと(第311回)

角川ONEテーマ21新書の『差別と日本人』 のなかに阪神大震災であまり知られていない話がでてくる。
当時、自治大臣だった野中弘務氏の発言である。
(水道管がすべて壊れているので)『海の水を使えといった。海水を使うと、海水の塩分で消防車のポンプが一回でダメになるんですよ。だから海水は使わないというのが消防活動の基本だったんだが・・・・』
『一つの家の火を消すのに二トンの水が要るんですよ。ヘリ一機には0.4トンくらいしか積めない。しかも上から散水みたいなことをすると、ヘリの水の量でも生きている人を殺してしまう危険性もあった。だから市街地ではヘリを使わないのが基本なんです。』
『スイス犬が海外から援助にやってくるという話も弱った。世論が使えとやかましいが、犬一頭にドイツ語とフランス語の通訳を二人つけてくれ。おまけにお犬様と通訳が泊るところをつくれ、でしょ。人間が寝るところさえなくて、あの寒い中をテントで皆寝てるのにだよ。しかし、どうして海外からの援助を受け入れないのかというマスコミからの集中砲火と国民の世論の批判を浴びて、五頭だけは受け入れました。』
最後のスイス犬の話は、正直言って私は知らなかった。かなり注意深く報道をチェックしていたつもりだったが。


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