松戸管内の新型インフルエンザ情報(第326回)

松戸市医師会長の岡先生と松戸健康福祉センターの担当者から新型インフルエンザの話を伺った。
現在、新型インフルエンザは定められた医療機関に週何人の患者さんが確認されたかという定点調査を行っている。
そして、週に10人を超えると注意報、30人を超えると警報発令となる。
8月中旬に流行が始まったとされる新型インフルエンザは41週目の10月12日ごろに10人を超えた。
実は、このあたりから松戸管内を含む全国で感染が急拡大し、10月26日から11月1日の第44週に30人を超えた模様である。
「模様である」というのは、全国の数字が分らないからであるが、松戸管内においては37.48 人に達したというのである。
さて、そもそも新型インフルエンザについては、それがまさに新型であって、基本的にどのようなウイルスなのかほとんど分かっていない。
したがって、諸外国からの情報もばらばら、わが国厚生労働省の見解もくるくる変る。
分かっていないものについて多くの人が評価しようとするのでそうなってしまうのであろう。
ただ、現実の問題として夜間小児救急センターはじめ夜間救急外来では医療従事者に相当過重な負担がかかっている。
また、ワクチンがいつから接種可能なのかも今のところ分らない。
今回の新型インフルエンザが毒性の弱いものであることが救いである。
私自身は、ワクチンを打ちたいとは思わない。打つべき人打ちたいと思う人が打つべきであろう。
しかしながらこの感染の急拡大を見ると、岡先生のアドバイスに従って、何ヶ月かたって打ちたい人が打ち終ってしまって、その段階でもしワクチンが余っているようであるなら接種しようかと思った次第である。


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