言葉の重さ、言葉の軽さ

民主党の政治家を見ていて、言葉の軽さが非常に気になっていました。
政権交代が実現なった時の総選挙での鳩山さんの言葉、菅さんの言葉、総理になってからのお二人の言葉。
もちろんそれだけではありません。
本会議での枝野さんの言葉、長妻さんの言葉、野田さんの言葉・・・・・・。
聞いていて、この人は何も知らずに語っているという気がしてなりませんでした。
たとえば『年金』です。
「年金財政は破たん状態」「民主党が政権をとれば任期終了の4年後には年金の抜本改革ができる」等々・・・
これらの言葉は、すべてわかっていて有権者を騙すために言っているのだと思っていましたが、実は何も知らない恐るべき『無知』からきていることに気がつきました。
なぜ気が付いたかと言うと、福島第一原発事故の記者会見で枝野さんはじめいろいろな人が登場しましたが、何も知らないのに知っているように語る、その語り口が全く同じだったからです。
先月、原田泰氏が新書を出しました。私は、この人の発想がお気に入りです。なぜかというと間違いなく『サムシング・ディファレント』すなわちモノの見方が非常にユニークだからです。
その本は、『震災復興 欺瞞の構図』(新潮新書)です。
このあとがきの最後の部分にこう書かれています。
『書いている途中で、何度も無力感に襲われたが、何とかこの本をまとめることができたのは多くの方々のお蔭である。』
この『(書いている途中で)何度も無力感に襲われた』と言う部分が、それこそ嫌になるくらい私も全く同感なのです。
この原田氏の言葉の重さがよくわかります。正しいこと(正しいと確信すること)が実現できない。間違いなく悪い方向へ行ってしまっている。でもそれが正せない。こういう見方は私の考えすぎでしょうか?
私も野党時代の国会質問をつくっていたものですから、毎日毎日どうしようもない無力感を感じていました。
政治家が自分の言葉に責任を取らない時代。もしかしたらとんでもなく不幸な時代に生まれ合わせたのかもしれませんし、いつの時代も程度の差こそあれ・・・・?


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